あの扉の向こうに『シロップ半分で』
あの扉の向こうには
「
なんだか憂鬱な日々
忙しい訳でもなく
ただ動きたくないだけ
そんなことだから相手も見つからず
シングルライフを淡々と歩む。
辛いわけじゃなくて
何か思うところがある訳じゃない
きっと面倒くさいだけ。
自覚があるくらい自分に甘々な
『シロップ大盛り』で
今を過ごしている。
だけど、そろそろ動かないとね
きっと自分がダメになる
そんな気がするだよね。
とは言いつつも
そんなにすぐには抜け出せない
よく見れば『シロップ特盛り』
だったことに気づく。
しょうがないよね
とりあえずは
『シロップ半分で』進めてみようか
目標は高く
少しビターな日常
」
そんな特盛を半分にしたとしても、通常以上の甘さなのにビター気分に浸る物語。。