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本「わが殿」

畠中恵著。上下巻。

七郎右衛門は、突然
殿から「藩の多額の借金を減らせ」と命じられる。

それから30年以上にわたり
1人の藩士が
苦難に遭いながら
成長しながら
ひとつの藩と藩主を支えていく
壮大なストーリー。

お金。
それはどんな世の中でも大切で
大変だ。

上手い使い方ができればいいが、そうもいかない。

武士であればなおさら。
お金勘定は苦手な者が多いのだ。

お金、という側面から見た
武士道。
うん、おもしろかった。

飽きることもなく
七郎右衛門の生涯を聞き終えた。

七郎右衛門、あっぱれじゃ!!


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