本「銀座「四宝堂」文房具2」
上田 健次著。
オーディオブックにて。
やっぱり1作目は準備運動だったわ。
2作目、面白い!
面白くなってきた。
文具店のオーナー、硯(けん)ちゃんの生い立ちが分かってきたり
幼馴染のりょうこちゃんとの関係性が分かってきたり。
やっぱりね。
キャラクターを深く知れば
面白いのよ。物語って。
昔の小説は、ある程度
1作目でそれを出しちゃってた気がするけど
今の小説ってそれをしない気がする。
小出しなのよ!素性。
素性が分かってきたら
物語に深みが出てきて面白くなるんだけどね。
色鉛筆の話がよかったなー。
見た目丸っきり外国人に見えちゃう孫のために
色鉛筆を買って名前を入れて。
硯ちゃんのおじいちゃん(前の文具店オーナー)も
本当に素敵な人だったのねー。
あったかすぎるぅー
世知辛い世の中だから、
こんな文具店があったら
癒されたい人が
行列作って文具買いに行くわよ。
3作目も聴こう、って思ってたら
まだ聴けないらしい。
ウィッシュリストには入れたけどさー
だいぶ先だわ。
残念・・・