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ジブリパークで「ちょっと怖い」を思い出した話

 2023年5月13日に初めてジブリパーク行って来ました!
 チケットを取ったエリアはジブリの大倉庫だけの日帰り旅行だったのですが、充分楽しめたのでその日記です。


持参した私物

 ジブリパークで写真を撮るために、元々持っていた飛行石のキーホルダーとトトロの置物を持参しました。
 ジブリショップのどんぐり共和国で以前購入したものです。名古屋だと栄のオアシス内にあります。


リニモの車窓から

 地下鉄の藤が丘駅からリニモに乗車。
 たまたま最後尾だったので外の景色がよく見えて、ここでもうテンションが上がってました。曇り空でしたが雨が降らなかっただけヨシ!!

よく見るとお花も持ってる

 パークに到着するとまずキツネリスを肩に乗せてのしのし歩くロボット兵に遭遇してびっくり。
 公式サイトとかには何も載っていなかったのですが、ゲリラ的にやっているパフォーマンス(?)なんですかね?

 指定時間まで余裕があったので、無料エリア内を散策。
 持参したトトロ大活躍。

となりのトトロ


中央階段付近

 パーク内は楽しそうな子どもがたくさんいたので、いい大人は邪魔しないように気をつけつつ堪能してきました。
 中央階段は色鮮やかなタイルが美しくて、隠れキャラを探して楽しんだり。

リテ・ラトバリタ・ウルス・ アリアロス・バル・ネトリール

 これがやりたかったので飛行石持って行って良かった!

 なりきり写真館はずっと行列が出来ていたので最初から諦めて、他のエリアを楽しむことにしました。
 ジブリパークはアトラクションが今のところないので、ジブリの世界観に浸ってのんびり歩けるのがいいですね。私はアトラクション苦手なので…。

 ジブリパークはすでにテレビで何度も特集されていますし、色んな人のレポももうすでに写真付きで沢山見ていたので「見たことあるやつだ~!」と思うことも多かったのですが、撮影禁止エリアの情報量にも圧倒されました。

 企画展示「食べるを描く。」は食事シーンの絵コンテが展示されているだけかなと思ったら、サツキとメイちゃんちのお風呂やお茶の間が再現されていたり、シータがシチューを作っていたあの厨房もあり、おまけに好きに触っていいというのがすごく楽しい。鍋の蓋を開け、棚の扉を開け、こんな風に触っていいんだ!?という驚きがありました。

 あと驚いたのは南街エリアと公開倉庫がちょっと怖かったこと。
 公開倉庫は本当にジブリが今まで制作してきた造形物が置かれているエリアなのですが、薄暗くて通路が狭くて静かで妙にひんやりしていて、真横にあるなりきり写真館の行列とはまるで違う空気が流れていました。

ダンボールもいっぱい

 物によっては照明が当たっていたりいなかったり、特に何のために作成されたのかの説明も無いので、なんだこれは?と思う物も沢山。
 ジブリの大倉庫において本当に「倉庫」なのはココなんだなあと感じました。

奥の方にぽつんと置いてあったりもする


 南街エリアは公式サイトの説明だと「懐かしい気分になる商店街」とあったのですが、実際に訪れてみると千尋が家族で迷い込んだような異質な空気感のあるエリアでした。

カオナシが案内してくれる南街


 こちらも一歩足を踏み入れただけで、すぐ隣にある子どもの街エリアとは空気がまるで違う。
 うっかり異界の街に彷徨い込んでしまったような、不安とドキドキを両方味わえました。

豚 満 腹

 思えばトトロもカオナシも今では愛嬌のあるキャラクターとして認識しているけれど、金曜ロードショーや映画館で初めて見たときは「何」なのか分からなくて、ちょっと怖いと思ったことを思い出しました。
 ちょっと怖いからドキドキするし、知ったこと、体験したことでそれを理解し、親しみを覚える。
 ジブリ作品を観たときの原初の気持ちを思い出させてくれるようなテーマパークの作りで、なんかふわふわした気持ちで帰路に着きました。すっごく楽しかったです。



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