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「意思疎通」とは、まず理解してもらう努力から。

本職は教育企業の採用担当。

最近新しいツールを4つほど導入し他ので、これまでビジネス上のお付き合いが無かった方達とのやりとりが生まれたわけです。

それまでに何度も会っているので性格・姿勢・思考はある程度把握しているとは言え、ビジネスでのやり取りとなると見えなかったことが見えることも多いわけで。

とある採用媒体の代理店をしている営業担当とのやりとりを一つ。

確か最初は営業アポイントの電話から始まったと思う。たぶん。

その子は今年入社の新卒で、やたらグイグイくるのが印象に残っている。少し危なっかしい感じもあってワイ的にはお気に入りゾーンに入ったわけです。

まだまだ社会を知らないがゆえの危なっかしさと言うか・・・常識の範囲に収まらない部分というのを感じたわけですよ。

幾度か話を重ねたりしながら、最終的にその子の会社を介して媒体を購入する事にしました。正直、採用媒体なんてどれもそう変わり映えしないので、結局は窓口になる担当次第の一面はありますからね。

いざ取引が始まって、掲載紙面の作成やスケジューリングなど熱心にやってくれていました。

ただ進めていく中で『あれっ?』と思うことも増えてきました。なんか最初のグイグイ感が無くなってきたように感じたんですよね。遠慮気味というか距離を感じるというか。

で、そうなるとどんどんこちらも不満を感じて蓄積していくわけですよ。『別にこの代理店じゃなくてもいいんじゃないか?』と思うこともしばしばありました。

ただこうなると掲載している媒体の効果にも影響しかねないわけで。『このままじゃアカンよな〜』と思いつつ、なんとか打開策を見つけたいと思案してました。

正直なところ溜まったストレスをそのままぶつけたい衝動にも駆られましたけどね。

『なんでそれ丸投げやねん!』

『もうちょい自分なりの提案入れろよ!』

そう言いたかったわけですが、ふと思ったんです。

もしかして原因ワイじゃね?』と。

採用担当って、媒体出すとき多くは代理店任せにしちゃうところが多いんですよ。原稿作成とか応募者対応とか。

しかしワイは全部自分でやっちゃいます。原稿のライティングしかり応募者対応しかり。なんなら用いる動画の台本や宣材写真の構図から加工までなんでもしちゃうんですよね。

だからその営業が萎縮してんじゃねーかな?と感じたのですよ。代理店の営業としてやりづらさ感じてるんじゃねーかな、と。

で、昨日はその子と電話で話しました。

『内容の変更を提案するのはいいけどさ、なんでアナタなりに考えた内容が無いの?』『もしかして遠慮してる?』『言いづらいところあったら改善するよ』

えぇ。ドンピシャでしたね。やっぱり遠慮してたみたいです。その子曰く『原稿も自分でやってらっしゃったので口を出したらダメかな・・・と思って』と。

反省です。

なので私からお願いしました。

『自分でなんでもしちゃったから言いづらかったのは申し訳ない。だけど客観的な外部の意見も欲しいから、遠慮せずに言って欲しいのよ』と。

これを機にアプローチに変化があることを期待するばかりです。

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