四天王寺の図像学~12進法と酒船石
12進法の寺
四天王寺の12進法のからくり。
高麗尺で解析できる四天王寺の設計。
四天王寺の中心伽藍の地図を見ると、縦横比率が4対3、であることがわかります。すると、対角線は5となります。
3+4+5=12
この比率で実際の長さを割算すると、一単位は、25.5メートルとなります。これは、飛鳥時代前半の高麗(こま)尺の12間です。整然とした数字の設計がうかがえます。
12間の方眼を境内図に重ねたら、金堂、五重塔の位置はもとより、亀井水の位置も、中心伽藍から12間。亀井水がウシトラの方位なら、イヌイの方位にある円池も12間の位置に接して直径が12間。さらに、中心伽藍南の中門から12間の位置にあるのが、通称熊野権現礼拝石という長方形の石が置かれています。
亀井水だけでなく四天王寺は謎だらけの古代遺産です。
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コンピューターは2進法。数学は10進法。時間、暦は12進法。12という数字は不思議です。いちダース。
酒船石は四天王寺そのもの
💓覚悟して、眉につばをつけて、熟読してください。
この図面をいきなり提示したら、たんなるアホウと、無視されたでしょう。
一年間、予備知識を積み上げたうえで、やっと公表いたします。
🐢飛鳥の酒船石の図を、四天王寺の境内図に重ねてみる。
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なぜこんなことを考えたか。酒船石の中心の長円が、亀井と同じであり、縦横比率が同じ2対1である。
全体が左右対称であるのに、中心から右上に出る溝が例外である。しかも、現地で確かめたら、この方向からあの亀形水盤が発見された。
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そこで、酒船石の中心の長円を、四天王寺の中心伽藍に合わせて重ねてみると、右上の溝と円が亀井水に重なる。
さらに、左右に枝分かれした溝と円の位置に、太子殿前の井戸、萬灯院前の井戸が示される。
右の溝の上に、普賢菩薩の井戸、戦前まで調理場であった炊屋(井戸があったはず)あとに建てられた宝物館が重なる。
左の溝の上に、休憩所の井戸、すこし延長して地蔵山の井戸がある。
さらに広域的には、右の溝の先には、毘沙門池という広大な池があった。
左の溝のさきの範囲内に、天王寺七名水が集中している。
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結論。
酒船石は、四天王寺の導水施設の設計図を、デザインしたものである。
酒船石遺跡全体が、四天王寺の理念を再現したものである。
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いかがです。とんでもない仮説です。
眉につばを、たっぷりつけて、投稿します。