美味しい話 コロナが過ぎたら絶対に行く!! 18 長野県の寿司 長野市 おとめ寿司支店
長野市 おとめ寿司支店
祖父の前の代は、長野市の北部 牟礼が故郷だった。ただ現在の行政区分で言うと牟礼では無いのかも知れない。牟礼の地蔵久保という名前を記憶している。
長野と言えば栗。
ひたすら竹風堂の栗おこわが大好物。軽井沢でも長野市でも竹風堂のお店に赴き、栗おこわの定食を食べるのが本当に楽しみ。山家定食は川魚が付いてくる栗おこわ定食の愁眉。
長野と言えば蕎麦
信州信濃の蕎麦は有名だが、長野でこの蕎麦やにもう一度行きたいと言うのは無い。
自分にとって長野は寿司なのだ。
一族の一人が終戦直後池袋で食堂を経営していたらしく、そこで修行した親類が長野に戻って長野市内で鮨屋をはじめたと子供の頃聞いた記憶がある。善光寺の直ぐ近くでおとめ寿司、牟礼の方でも小さな鮨屋を親戚が営んでいた。
善光寺の近くにあったおとめ寿司は結構手広く商いをしていたようだ。子供の頃の記憶だが、お店は結構大きかったし従業員さんも結構いた。 牟礼の方は農家が片手間に寿司屋を営んでいるてな感じの小さなお店。おじさん一人でやっていた。
そしておとめ寿司で修行した親戚が長野市の柳町でおとめ寿司支店を開業した。現在はおとめ寿司支店だけ代替わりして残っている。
子供の頃からおとめ寿司の味は好物だった。この店の卵焼きとお稲荷さんは子供の頃の最高の味。今でもしっかりと記憶に留めている。卵焼きは胡麻油の香りが最高。いなり寿司は甘さ加減が最高に好き。握り寿司も普通に美味しいし値段もお手頃。決して欲張らないお店の経営をしている。本店が無くなった今でも、店名に支店を残している謙虚さが好き。
※写真はデリシャスコマチより
https://www.deli-koma.com/dk/shop/?clid=1001438
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