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うつが終わる夢

青春いっぱいの甘酸っぱい夢を見た
悪夢を見るときのようなリアルでうるさくて頭の痛い夢だった
でもとてもいい夢だった

そして私は夢から目覚めて自分のうつ期が終わるのをはっきりと感じた


この10日ほどかなり調子を崩していた
薬を飲みすぎてほとんど記憶がない
悲しい思考が止まらず自分がとても醜かった

でもその負のループがはっきりプラスに切り替わるのを感じた


夢の中で私は写真を撮るのが好きな男子に恋をした
持っている財布のセンスや落とした1円を大切にするところ、いろんなものがぐちゃぐちゃに入ったリュックを好きになった

夢の中でクラスで合宿に行って、みんなでバドミントンをした
私だけ人とは違う行動をして後から合流して、バドミントンには乗り気で参加したけど1回もサーブに成功せずみんなに笑われた

夢の中で私は、恋がはじまるときのテンションや集団から外れているけどみんなと仲のいい感じ、自分に自信はないけど自分が好きだったころのアンバランスな自分、青春時代の感覚感触をリアルに思い出した

そして懐かしい、もう会えない人との映像もたくさん溢れてきて夢の中で泣いた


ここで青春の夢は終わった
そして私はちがう夢の中で、パートナーを起こすために浜辺に駐めてある車の方向へ歩いていった
浜辺はくもり空で早朝から散歩やサーフィンをする人たちがいた


そこで目が覚めた
それから私は実際にパートナーを起こすために起きて、パートナーは寝ぼけながら私を抱きしめてくれた



私はこの瞬間もう大丈夫だと思った
スイッチがプラスに切り替わったのを感じた
ホッとしてパートナーに夢の話をしながら泣いていた
もう悲しくないしまた前向きにひとつずつ乗り越えていけると思った


なぜその瞬間大丈夫と思ったかを上手く説明できない
自分が好きな自分、忘れかけていた大切なこと、今の私を支えてくれる人、それらを思い出して気が満ちたからかもしれない


ただ言えることはあの夢を見たことでうつが終わったこと
はっきりと夢を境に頭の中が変わる感覚があった
そして鬱々とする自分を突き放せる芯が戻った気がする

それはとても不思議なものだ


今日は天気が良くて洗濯機を3回まわした
シーツまできれいになって、気持ちがいい


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