ダイエット入院8日目 〜太宰治とマインドフルネス〜
2022/10/18(火)
○気分のジェットコースター
今日は一転、昨日の頭のおかしさは消え、とても穏やかな気持ちでいられた。
昨日は精神科受診だの過去のトラウマだの騒いでいたのに、今日は希望もあり前向きな気持ちもある。
なんだろう?!!この差。
まじで。
私はこの激しい気分の上下にほとほと困っている。
実はこのダイエット入院の根本の課題は、この気分の上下をコントロールすることだと思う。
薬の必要もあるかもしれないが、「自分で」自分をなんとかしたい。
その方法がマインドフルネスでも認知行動療法でも、こうやって毎日日記を書くことでもいい。
自分でコントロールできれば、過食の問題も改善すると思う。
過食はちょっとしたイライラや落ち込みを即座に解決する一瞬の魔薬みたいなものだから。
○太宰治とマインドフルネス
今日はマインドフルネスについて疑問に思っていたことをマインドフルネスの先生とディスカッションする中でたくさん解決できた。
私はマインドフルネスに正解を見つけたような光を感じている。
しかし一方で、マインドフルネスの世界にあえて抗う自分にも気付いた。
抗う姿は分かりやすくいうと太宰治だ。
太宰治がもしマインドフルネスを実践したら、人間失格は生まれない。
と思う。
なぜなら(生きるのを困難にさせている)人間の癖や闇やしがらみから解放されてしまうからだ。
私はその癖や闇やしがらみがあってこそ、人を惹きつけ時に癒し、人生の機微を楽しみ、ある意味豊かな人生を送れるのではないかと思っている。
確かに太宰治を自分に重ねて共感する生きかたは苦しい。
しかし同時に、太宰治がいたことで自分は死なずにすむという救いもあると思う。
私は自分が苦しんでおきながら、この独特の癖や闇やしがらみをおもしろがっているところがあるのだ。
そしてそれから完全に解放されたくないとも感じている。
そういう天邪鬼な自分に気付いた今日だった。
(私は太宰治が好きでもないし共感もしないが、分かりやすい例として太宰治を選んでみた。)
とは言ってもマインドフルネスが私を楽にして生きやすくしてくれると限った訳でもない。
またマインドフルネスから得られる陽の部分が増して、陰とのバランスがよくなったという結果が出ればなおいいのだろう。
極端に考えるのはやめよう。
今日はウェクスラー式知能検査を2時間以上かけて受けた。
だからなのか、全然頭が働かない。
読みにくい文章で、すみません。
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