3・11 東日本大震災④福島県の8年目
黙祷。2011年3月11日午後2時46分18秒
#東日本大震災 での多くの被災者みなさまに対して、引き続きお見舞い申し上げます。今年5月で新元号になります。#平成史 とは #災害史 でした。
いくつか今の気持ちを列挙します。
①減災・防災思想と実践は必要です。起きてから騒ぐ、動揺するのはお粗末です。
#阪神淡路大震災 #東日本大震災 の映像は見たくない、思い出したくない、多くの悲しみを忘れていたい。
いまも続いているのです、震災の苦悩は。新生活を始めている方、そのままの方、老若男女、地域差は大きいと思うのです。
②わたしは福島県中通り出身で、約20年の都内生活から郡山市に転居、Uターンで在住。相双地域で五年の仕事をしていました。
福島県に引っ越してきた頃は、地元紙やニュースで「震災と原発ニュース」ばかりで、聴きたくないという気持ちなりました。国内外のニュースはそれだけじゃない、外から視点は必要。
もう元には戻らない。安全で幸せな生活に転換するきっかけをメインに、中央依存の復興に期待しないニュースを聞きたいと思いました!
③福島県イコール原発、放射能で危険という偏見は捨てて欲しい。福島県はとても広く、さまざまな利害関係があります。宇宙は放射線だらけです、それでも生命は誕生したのです。正しい科学知識のもとで判断、発言して欲しいです。
#復興オリンピック など、被災地や福島県のことを、利用しないで欲しいです。外面だけの復興なんて嫌になります。また、除染の作業もその後どうなのでしょうか。
④原発を招致した先人の責任を、福島県人は引き継がなければ、ほかの地域の人が納得できないだろう。これは都内で仕事するときに感じたことです。原発誘致で儲けて、廃炉や復興助成金でまた税金から儲けている見方もあります。
⑤災害列島ニッポン。政府や自治体、研究者はさらに真摯に向き合って欲しい。地球学、地学や火山学の研究がもっと盛んであって欲しい。科研費が取れやすい、就職で有利で、企業と連携できる花形の資本主義型研究を見直して欲しい。
[参考]東日本大震災から8年(減災特集2019)│ウェザーニュース
https://weathernews.jp/quake_tsunami_311/news2019/?fm=tw0