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窯元ろくろ
2020年6月2日 09:14
地面の造成がひと段落。次は雨が当たらない様に屋根を作ります。目の前に手頃な杉の林があるので、窯の屋根材を伐倒、その後半年くらい乾燥してから製材しようと思っています。20メートルの高さの杉の木を倒す作業は一歩間違えると大惨事に繋がるので、本当に慎重に行います。切る前に先ずは木の先端を見上げながらぐるりと一周。どの方向に木が傾いているのか慎重に見極めます。スーッと素直に真上に伸びた木は、思った
2020年5月27日 06:28
僕は、お茶の時間をこよなく愛しています。天気の良い晴れた日は窯作りがここ1月ほどの僕の日課です。今までは、カセットボンベでお湯を沸かして飲んでいたのですが、周りに枯れた草や落ち葉、小枝が落ちているので「これでお湯が沸かせるよな」と思い、そこら辺に置いてある火に強いレンガでミニカマドを作ってみました。蓋をして落ち葉で沸かすと微妙にスモーク味。お湯の中に燃えかすが自然と入り込んでいて「ん、なん
2020年5月2日 16:49
窯は、基本地面を盛り上げるのではなく、削って傾斜のある坂を作ります。地面を掘り下げた時、本当に運良くそのまま器が作れるぐらい粘りのある粘土が大量の炭化した木屑と共に出てきました。良質の白い粘土が出てきた時、水が腐ってドブ臭いような匂いがあたり一面にしました。粘土の生成過程を考える上で、大変興味深い体験でした。陶芸の世界では近頃分業化が進み、粘土はネットや通販で簡単に買う事ができます。私もそ
2020年4月25日 14:39
こうやって窯づくりに取り組めるのは、当たり前ですが周りの人のお陰だなぁ〜とつくづく思います。歯車のどれもがかみ合い、どれ一つ欠けても今の形はとれない。そう思うと、一つ一つがとても愛おしく思えます^^ by daisuke
2020年4月16日 12:42