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混乱期の対処

人が体調を崩す時、
突然に倒れるわけじゃない。
目に見えなくても段階を踏んでいて、
階段を降り切った先に、症状が現れる。

人が回復する時も、
いきなり元気になるわけじゃない。
一段ずつ階段を登りながら
健常な自分に戻ってくる。


今の私はどこにいるのか。 


わからないけど、
不調続きなのはたしかだ。

常に混乱してる。 
そんなイメージ。
特に職場では。

私の錯覚なのかもしれないけれど、
いまだに慣れない仕事でも落ち着いて対処すればそれなりにできることもある。
なのに、それができない。

常に頭はパンクしていて、
喉はカラカラ、胃はキリキリ。

正常なように見せていて、なんだかおかしい。 

そんな日が続いてる。

私はそれを「混乱期」と名付けてみた。

だいたいこの時期にやってくる。
季節もののパニック症候群。

できていたことも、 
できなくなるから焦る。

不安は大きくなるし、
なにがなんだかわからなくなる。

とにかく、どうにか打破したい。 

そう思うんだけど、どうにもできない。

毎年、毎年、同じ気持ちになるから
今年はちょっとスタンスを変えてみよう。

きっとこの混乱期は季節もので、
経験を積んでも仕方のないこと。
足掻いても、体力を消耗させるだけ。
だから、
調子が上向くのをじっと静かに待つしかない。
でも、待つだけでは心細い。
「自分は何もできない」
そんな錯覚に飲み込まれそうになる。

こんな時に頼れるのは、過去の自分。
自分の記録を見返すと
意外とちゃんと生きてきたことがわかる。
なんか大変な思いをしながら
なんとなくやってきた自分がわかると安心する。

この混乱期も、
なんか上手く乗り切れるはず。
辛いのは変わらないけどね。

そうやって私はちょっとずつ強くなる。