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バンコクのスワンナプーム空港からプノンペンへ<2022年2月4日>
バンコクのスワンナプーム空港から、朝8:50発の便でカンボジアの首都プノンペンに向かう。
階段を降りカウンターに行く。
成田空港からバンコクに向かう飛行機はガラガラだったけれど、カンボジア行きのバンコクエアウェイズの飛行機にはそれなりに人がのりそうだ。カウンターまで、長い列ができていた。
![](https://assets.st-note.com/img/1647954563259-aI6SjQYbuF.jpg?width=1200)
長い列の原因は、混雑のせいだけではなく、カウンターで書類のチェックを行っているからだった。
いつもだったらパスポートとチケットを見せればOKなはず。
でも新型コロナウイルス感染症下では、PCR検査の結果とかワクチン接種の記録とかが求められる。
カンボジアは入国の72時間以内にPCR検査を受けるように求められているため、その規程に当てはまらない場合には、飛行機に乗ることができない。
私は成田空港では、時間をかけて書類の確認をしてもらったので、「大丈夫!」という確信はあった。だから余裕な感じで並んでいたのだが、目の前でカウンターにいたスタッフが何かを言うと、対応をしていた人をどこかに連れて行った。
連れていかれた人は「なんで?」という顔をしながら、私の視界から消えていった。
「やばい」
カウンターまでの時間がこんなに長く感じることはいままでなかった。
ここまで来て書類不備だったら、私はどこに行くのだろう。
タイに拘束される?
日本に帰らされる?
そんなことを考えていたら、もう次は私の番だ。
カウンターに呼ばれ、恐る恐る成田空港で出した書類を全部渡す。
1枚、1枚をチェックされる。
トランジットでこんなにドキドキすることってあるのだろうか。
「OK」
そういわれて安堵する。
関所を超えられた人の気持ちがわかった。
いよいよカンボジアへの飛行機に乗る。
また、カンボジアで仕事ができる!
そう思うと足取りも軽くなった。
■カンボジアの出張の記録は「さぁ、つぎはどこに行こうか」に書いています。ぜひ他の記事もご覧ください。
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