- ハロウィンにぴったり!オレンジワインの会 -【ワイン部|活動報告】
Trick or Treat!
お菓子の差し入れ大歓迎な、ワイン部広報担当のスミダです(「・ω・)「 イタズラスルゾ-
10月に入り、街中がハロウィンムードになりましたね。
ハロウィンといえばかぼちゃ、かぼちゃといえばオレンジ…ということで、今回はオレンジワインを3本テイスティングしました。ぜひ最後までご覧ください!
▼前回の内容はこちら
オレンジワインの特徴を知る
最初に気になるのが、「オレンジワインとは何か」について。
オレンジで作られたワインなのか?それとも、オレンジ果汁が入ったワインなのか?
そんな疑問を持って講義の席についた部員たちに、ソムリエから問題が出題されます。
いきなり核心となる問いから講義が始まります。皆さんは何番だと思いますか?
何番でも美味しそうですが、正解は…
②オレンジ色のワインです!
果物のオレンジは全く関係がなく、オレンジ色のワインをオレンジワインと呼ぶとのこと。
起源はロシアとトルコに挟まれた地域に位置するジョージアという国で、なんと紀元前6千年には既にワイン作りが行われていたのではと考えられています。
製造方法はとてもユニークで、クヴェヴリという巨大な甕を地面に埋めてワインを熟成します。
白ぶどうを使用しますが、赤ワインのように皮ごと浸す過程で、黄色系色素が溶出するため、美しいオレンジ色に仕上がります。
ソムリエの講義を聞き、オレンジワインに対する知識が深まったところで、テイスティングに移ります。
見た目からは想像できない?!ドキドキのテイスティング
今回は、3本のオレンジワインをテイスティングします。
既にオレンジ全開でドキドキしますが、どのような味わいなのでしょうか。
1本目は、山梨県で作られた日本のワイン「甲州醸しスモーク」です。甲州醸しスモークという如何にもスモーキーそうな名前が気になります。
パッケージを見ると鮮やかなオレンジなのですが、グラスに注ぐと薄い茶色になりました。
香りは渋めで、スワリングするとバナナのような香りに変化しました。確かにスモーキーさを感じます。
見た目からは全然味の想像がつかないため、ドキドキしながらグラスを傾けて一口。
まるで梅のような味わいが口に広がりました。かなりすっぱさがあり、軽いおつまみと一緒に味わうには少しキツイ印象。しかし、そのすっぱさが食中酒としてのポテンシャルを感じさせます。
2本目はルーマニアの「クラメレ・レカシュ オレンジ・ナチュラル・ワイン」です。大きくORENGEと書いてあるのが特徴的です。
道の駅に売っている高いリンゴジュースのような色をしています。
香りはとても甘く、蜂蜜やお花のよう。
部員のKさんが「おしゃれな人の部屋の香りがする…!」と言うと、皆「確かに…」とうなづいていました(*ᵕᴗᵕ)⁾⁾
味わいは、桃のような甘さがありつつもシンプルで、すっきりしていました。
1本目とは異なり、食後にゆっくり楽しむのに向いていそうです。
3本目は、発祥の地ジョージアの「ヴィノテッラ・ルカツィテリ」です。パッケージからはオレンジワインだとは分かりません。
写真ではグラスが曇っており見えにくいですが、2本目より色が濃く、まさにオレンジワインといった印象です。
香りは、Kさんいわく「お寺のお線香」だそう(theかましんな感想)。確かにややスモーキーで、大きい本堂にいるかのような感覚になります。別の部員からは「湿布」との感想もあがっていました。
味わいは、ややケミカルで渋みがあり、不思議です。あまり飲んだことがないような味わいですが、チーズなどクセがあるおつまみと相性がばっちりでした。
オレンジワインに合うおつまみ
今回のメインおつまみも、ヨコタさんに作っていただきました。
初見のオレンジワインにシェフが作ったのはこちら!
また、Kさんよりかぼちゃの和え物と、シャインマスカットのゼリーを差し入れしていただきました。
海鮮・お肉・カレー・甘味と、欲張りすぎたビュッフェの取り皿みたいになっていて最高です。
サーモンとホタテのタルタルは、1本目に飲んだすっぱい日本のワインと相性がばっちりでした(*´Д`)
そのほかも全部美味しく、部員から「お昼ご飯に食べたい」との声が上がるほどでした。
まとめ
10月は、ハロウィンらしいオレンジワインをテイスティングしました。
3本とも異なる味わいで、オレンジワインの幅広い魅力を感じました。
また、先に書きそびれてしまったのですが、通常の白ワインに比べて酸化防止剤の量が少ないため、自然派の方へおすすめです。ぜひお店で探してみてください!
来月は、毎年恒例のボージョレーヌーボーをテイスティングします。ワインの一大イベントを楽しみます!(・ω・)ノ