ハリソン・フォードに是非オスカーを!"Indiana Jones and the Dial of Destiny"レビュー
今年の待望・大期待作、ということで公開2日目早朝回を劇場鑑賞。同志多数らしく、結構な入り。世界中どこもこうだといいな。
内容,展開に、ツッコミどころ多々あるも、ハリソン・フォードと一緒に歳を重ねてきた者としては大満足の154分。あっと言う間でした。AI進化のおかげで若々しいインディも観れたし、大学教授としての定年退官にまでご一緒させていただいた印象です。お疲れ様でした。
時空超越の展開で全ては邯鄲の夢、というオチかなと浅はかに先読みしましたが、ハリウッド映画にそんな古典発想ある訳もなく、アルキメデスとの邂逅シーンは、『フィールド・オブ・ドリームス』で最も逢いたかった父とキャッチボールするかのような温かなものが溢れる印象。『スター・ウォーズ』のハン・ソロ、『ブレード・ランナー』のリック・デッカード、ともにわざわざ再登場させてそれはないだろう、という扱いだったので、くどい繰り返しになりますが、インディ・ジョーンズ=ハリソン・フォードのために、ルーカス,スピルバーグ,ディズニーが敬意をもって用意した花道なんだなと来し方を懐かしみながら大団円を受け止めました。そもそも主役で第5作目としてくれたそのこと自体に感謝するばかり。本人も相当頑張ってくれたと思います。オスカーをあげて貰えませんかね。プレゼンター、キー・フォイ・クァンで。アカデミーの皆さん,宜しくお願いします。・・・カレン・アレンがすっかり年老いていて、納得しつつも、ちょっとショックでした。バンデラスの登場には、何作目に出てたっけと動揺しましたが、理由不明の初出演だったのね。何も死なせなくたってよかったのに。同様に息子の戦死も意味不明。そうしたいくつもの設定自体もツッコミどころのひとつ。言い始めたらキリがない。丸ごと受け止め、ハリソン・フォードの傘寿を言祝ぎ(この伝統もないな)手放しで無事の世界同時公開を喜びたい。字幕、戸田奈津子のクレジットも嬉しかった。探せば,マイコレクションの抽出しにきっとあるのに、舞い上がって高額のプログラムコレクションまで購入しちゃいました。しばらく書棚に飾っておかなくては。
これではレビューとは言えないかな(笑)
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