![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/174558240/rectangle_large_type_2_3146951853bbfe13aacc95075dc5e6cb.jpeg?width=1200)
またブラウニーよ
日記を書こうと思いnoteを開いたらこんなお知らせがきていた。
なんと賞金が出るらしい。これは応募するしかない。
ハマった沼か。
すぐに思いついたのは、20代前半に沼ったギャンブル依存症の無職のイケメン。あれは沼だったな。
他に「沼」と呼べるほどハマったものは思いつかない。
どうやら私が語れる「ハマった沼」は、このギャンブル依存症の無職のイケメンとの生活の思い出しかないようだ。語るどころか消し去りたい。泣く泣く応募を断念した。
沼と呼べるほどではないが、完全にお菓子作りにハマってしまった。ここ最近、毎晩お菓子を焼いている。昨日はまたブラウニーを焼いた。言うまでもなくバレンタインの為である。
バレンタイン用のチョコは既に用意してあった。恋人に渡す箱入りのチョコと、家族みんなで食べるためのテリーヌ。どちらもなかなかのお値段である。
なのになぜ、わざわざ深夜にブラウニーを焼いたかというと、恋人への愛の為だ。
先日、部下の腐女子ちゃんの為にブラウニーを焼いたことを恋人に話したら、ちょっと拗ねられた。「なんで自分にはくれないの?」と。恋人はブラウニーが大好きなのである。
もうね、かわいいのよ。40代の良い歳した大人がさ、たかがお菓子で拗ねてんのよ。愛おしくてたまらんの。はぁ、すき。
![](https://assets.st-note.com/img/1739503097-zSWKu14fsaAhD2XpZxmjqGOo.jpg?width=1200)
先日作ったブラウニーは甘味が物足りなかったし、もう少し濃厚にしたい。ネットでレシピを探して、良さそうなのにチャレンジである。
生地はとてもいい感じだった。これはいける。恋人お気に入りのビスケットも乗せて、いざオーブンへ。
そして出来上がりがこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1739501916-DJBZv3OmtxTEdiLnh2Y81lGu.jpg?width=1200)
写真では伝わらないかもれないが、脂ギットギトである。チョコレートの量が多すぎるのと、後で気づいたのだがミルクチョコレートで作ってしまったのだ。やらかした。
今朝試食してみたが、濃厚。ブラウニーと言うより生チョコかテリーヌ。そして胃もたれが凄い。飲み込んで2秒で胃もたれ。これは『二郎ブラウニー』と名付けよう。
サプライズのつもりだったのだが、これは人に渡せない。恋人に写真を送って謝った。ブラウニーを作って渡そうと思ったけど失敗したと。今度また作るからねと。
そしたら「ありがとう!美味しそうだよ!全部食べる!」との返事が。
私が作る料理やお菓子がどんなに不格好でも、どんなに不味くても「美味しそう」「美味しい」と言ってくれる。そして全部、笑顔で食べてくれる。いつだってそうなのだ。
いつか、世界で一番美味しいブラウニーを焼けるようになろう。
愛があればきっと出来るはず。