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痩せる為に必要なのは『欲』

昨日の日記を書いてから、ずっとHYの『366日』を聴いていて、今朝も誰もいないオフィスで曲を流しながら熱唱していたら別室に部下(アラサー女)がいた。当然、私の大熱唱は筒抜け。早急に死にたい。

この部下の友人が失恋をして、ちょうどこの曲の様な心境でいるらしい。詳細を聞きながら2人でキュンキュンしていた。失恋こそ人生のスパイスである。

PCを開くとパーソナルジムのアルバイトの子からメールが来ていた。

凄く真面目でやる気のある子で、スタッフ紹介のPOPを新しく作ってくれたようだ。トレーナー歴や保有資格の他にも、性格とか趣味が書いてある。

「まきさんの分も作りたいのですが、良いでしょうか?」

困った。こーゆーのが苦手なのである。なんか恥ずかしくて。

現場に出てるわけじゃないし、断ろうかと思ったが、やる気に満ちた子からのお願いだ。モチベーションを削ぐのも可哀想なので、承諾した。さて何と書こうか。

性格かぁ。正直に書けば『怠惰でスケベ』なのだが、ひとまず『のんびり屋さん』にしとこう。

必要事項を書いて返信。そして今休憩中だ。

ダイエットの方だが、狂おしいほどの『薄皮あんぱん欲』はスンっと落ち着いた。昨日まであんなに好きだったのに。恋なんてこんなもんよね。あっけなくて儚いわ。ただ腹が減ったわね。思い出はいつも綺麗だけど、それだけじゃお腹が空くわ。

でもまあ、空腹に勝たないとね。痩せないからね。しょうがないね。

嫌味っぽくてあれだが、別に私は太っている訳では無い。むしろ痩せている方だろう。

なのに何故ダイエットなどしているかというと『腰の細さと薄さ』に異常なこだわりがあるからだ。

オカマ特有の悩みというか、悲しい運命というか、骨格と肉付きが男だからねぇ。『くびれが出来るレベルの細い腰周り』の維持は大変なのでございます。ちょっと油断したらすぐ寸胴。

腰を掴まれたときにね、骨盤にグッと手が引っかからないと嫌なのよ。これがないとキュンキュンしない。キュンのないセックスなどいらんのよ。

というわけで腹が減って仕方ないが、私の人生において最も大事な『キュン』の為に今日も昼食を抜いている。

『食欲』という非常に強力な欲、人間の三大欲求のひとつ。それを同じ三大欲求の『性欲』でねじ伏せるのである。それが私のダイエット法。今のところ、失敗したことは無い。よかった、スケベで。

てか朝食と夕食を自分で選べたら、こんな苦労しなくていいんだけどね。まあ仕方ないわ。


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