塩と辛子でベースや風味を変えていく(前編)
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塩
僕が初めて沖縄に行ったのは2014年の4月だったんだけど、もちろん観光目的で行った。
沖縄の見どころは一通り堪能して、ダイビングなんかもやったりした。
だけど滞在後半になって物産展を回っていると、急に塩と辛子について興味が湧いた。特にマイナーなお店ではないんだけど塩屋にふっと立ち寄っていろんな塩を試食していると実に面白い。
辛子はともかく塩はあらゆる料理のベースになっている。
カレーを作るときだって塩によって、何らかの変化があるものだ。
いろいろな味付きの塩がある中で気になったトリュフ塩とマグマ塩、基本的な塩の旨味が詰まっている海人の藻塩を買った。
これらは通販でも購入できる。
僕は帰ってすぐに塩の味を確かめたくなっていろいろなものにかけたり入れたりしてみた。
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トリュフ塩:トリュフの薫りがけたたましい。それが故に使う料理は限定的となる。パスタや肉に使ったが、基本的に食べる直前に絡ませるのがいい。当たり前だけど煮込みなどのベースには合わない(薫りが飛んで意味がないw)
それでもやはり仕上げに一振りするとなんでもワンランクアップに繋がるので、魔法的な要素が高い。欠点としては薫り維持が難しく、しばらく使わないと飛んでしまいただの塩と化してしまう。
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マグマ塩:和食に最適(あくまで主観)とりあえず、ゆで卵にこの塩を振って食べると最高に美味しかった。というのもこの塩は硫黄の含有量が多いためすごく硫黄臭い。日光の温泉的なあれですw
他にもほうれん草のおひたしや、納豆、焼き魚に振りかけたときに癖になる旨さを感じた。他にもミネラルウォーターに振りかけて飲むとミネラルや鉄分をより一層取り込めるような味になって良い。美味しいかどうかは千差万別だと思うけど。
時間がたっても薫りが飛ばないので長期保存しても問題なく使える。
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海人の藻塩:ほのかな甘みと旨味が凝縮されたどこか優しい味。
塩に味はない。けどこれには味がある(何の味と聞かれても答えられないが)おそらく旨味というやつかもしれない。ニュートラルの舌で深々と味わってみるとほのかに感じる。塩化ナトリウムと違い角が取れた円やかな味。
ベースに使うには少々高価なのが難点ではあるけど、時間で劣化することはないので扱いやすい。あらゆる料理のベースアップができそうだ。
ちなみに塩については今住んでいる近くにこういった施設がある。大人は100円/1名で入場できるので財布にも優しいw
どのようにして塩が精製されるのかとても勉強になる。昔の揚げ浜式塩田はとてつもなく大変な作業であり、塩が貴重だった理由が分かる。
次項に続く↓
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