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体幹から全身への評価方法とは?

どの部位でもいえることはありますが、身体の姿勢や動作を評価する際に大切なのはいろんな角度から動作を分析することが重要です。

そこで、今回は体幹の動作評価について深掘りしていきたいと思います!

1.正しい動作の評価について


まず、正しい動作の評価で視るポイントを押さえていきましょう。

・人を物体だと思い込むこと
・重心の位置をしっかり把握して重心がどうなっているか見極めること

この2点は姿勢評価の際に考慮に入れましょう。

・物体の動き方

②を基準に見てみると、物体がDの方向に傾いていますね。③の状態では、少し傾いている状態だとより安定した姿勢を取りたいためにAの方向に戻ろうとしています。このとき、重心線は三角形GBCの底辺BC内に収まっています。しかし、⑤の不安定の状態になってくると重心線は底辺BC内に収まっていないため、安定しない状態になります。

・重心の位置
人の重心の位置は三つ存在しています。
一つ目:上半身質量中心
これはTh7-9(第7胸椎から第9胸椎)で剣状突起の位置にある。
二つ目:身体重心
これはS2(第2仙椎)でおへそにあります。最も一般的にも言われる重心ですね。
三つ目:下半身質量中心
大腿部の1/2で、小転子にあります。

・共通用語
ここでは3つほど重要な言葉を押さえます。

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