先週のカクシンハンスタジオ 2020/7/28-7/31
7月も最終週、いよいよ年間スケジュールの半分が見えてきた7月です。
今週のスタジオは「かもめ」「能」そして「俳優についての逆説」と3日間それぞれ異なるテーマで授業が進みました。
素晴らしい能を見て感じること。
— 木村龍之介 (演出家・カクシンハン主宰) (@ryunosuke_kimur) July 28, 2020
"あの舞台上には重力がないぞ!"
『風姿花伝』にも書いてある通り、能の達人たちは「言葉が卑しくなくて立ち姿が美しい」です。言葉と姿があまりに美しく、舞台上が無重力に感じます。
舞台に限らず普段の生活でも言葉と立ち姿には気をつけたいです。
カクシンハン・スタジオ。
— 木村龍之介 (演出家・カクシンハン主宰) (@ryunosuke_kimur) July 29, 2020
能舞台の構造、シテ、ワキ、囃子方、地謡、それから離見の見、流派、演出・作品について。14世紀の観阿弥、世阿弥、豊臣秀吉の安土桃山、明治維新の話。歴史から僕らにとっての演技について。
現代は古典からのつながりの最先端にある。だから現代は可能性に満ちている。 pic.twitter.com/F7UUcqPkUK
能についての教材として、カクシンハン公演でも所作指導などでお世話になっている金春流能楽師・山井綱雄さんの書籍をもとに基本のキからさらっていきます。日本史や古文の授業ではどうしてもさらっと通過しがちなこの分野。紐解いていくといろいろ通じる物が見えてきます。
▲こちら、山井さんのYouTubeチャンネルです。
そして、「俳優についての逆説」毎年、スタジオの中間発表会で上演してきたこの作品がいよいよ登場してきました。
昨年は「17人のハムレット」と「俳優についての逆説」という形でしたが、もともと日本語の一人芝居と「ハムレット」はどこに共通点が・・・?と思われるかもしれません。一見違う作品をどうするのか。中間発表会についてのお話はまたおいおい・・・。
「俳優についての逆説」観劇。
— びっけ (@kaostaviani) September 21, 2019
俳優を志す者たちに問われる俳優の正体探し。
自問自答の生業とどう折り合いをつけるのか?
俳優とは演劇の神の魂を入れること?それとも全てを抜き差し「無」として身を晒すこと?
14人のパダワンが起こすフォースの力を堪能。#カクシンハン pic.twitter.com/jueggU6S2K
満員御礼🦋
— sou (@sou_good5) September 23, 2019
17人のハムレットたちによる
「俳優についての逆説」
全員全力で走りきった二日間。
宮本研さんのステキな言葉たちが、皆様に届いていたらうれしいな。
2月の終了公演もよろしくお願いします!#カクシンハン #中間発表 #俳優についての逆説 pic.twitter.com/PPtIdNmHGD
▼先週の様子はこちら
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先着順受付 (8/15 sat. 締め切り)
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「僕らは、ゆたかな俳優になる。」
詳細は、http://kakushinhan.org/others/studio3rd こちらまで!