演技塾『カクシンハン・スタジオ』とは?【前編】
現在第3期生を開講中のカクシンハン・スタジオでは8月15日まで追加募集を行っています。
✔️実際の授業はどんな感じ?途中から入って行ってもついていける?
✔️シェイクスピアを上演してる劇団の研修所って、難しいんじゃないかな・・・??
などが気になる方は、ぜひご覧ください。
◉今年はどういう授業を行っているの?
過去の記事で過年度のカリキュラムを紹介いたしましたが、
今年はコロナ禍ということもあり、例年とは違う形で授業を進めてきました。基本的には以前と変わらず週3日、1コマ3時間で1年間の講座を行っています。レッスン・リハーサルを中心とし、カクシンハン主宰・演出家の木村龍之介をはじめ、カクシンハンの俳優のワークショップ・稽古を中心に、演劇史・教養・語学などを教えています。
【4月・5月:『夏の夜の夢』@オンライン】
シェイクスピアの『ソネット十八番』と本来なら5月に上演予定でした『夏の夜の夢』をzoomのオンラインレッスンで行っていました。
ちなみに、オンラインでもオフラインでも体を動かす日の稽古の前半はウォーミングアップから入っています。
また、実際に英語の原文で読むということも行っています。
一気にオンライン化が進んだこの春ですが、やはりオンライン授業には懐疑的な方もいらっしゃると思います。そこで、スタジオ生の感想をここで紹介します。
zoomを使用したレッスンに最初は不安があったものの、カクシンハンの皆さんの言葉や、スタジオ生の演劇愛を感じる笑顔や、シェイクスピアの言葉の力があると、そんな不安はすぐに吹き飛んでしまいました。
演劇を通して身体や口を動かすと、心が元気になります。特にシェイクスピアの戯曲の言葉を口にすることはとても楽しいです。
家にいることが多い中で、週3回も演劇を共有する時間を持てることがとても嬉しいです。
状況が落ち着いて皆さんと出会って、更に近い距離で演劇が出来る楽しみが日に日に増していきます。
よりリラックスしてレッスンに挑むことが出来たように感じます。また、そのおかげで意見が言いやすかったり、メモをすぐとることができたりという利点に気づきました。
8月現在はオンラインではなくリアル稽古になっておりますが、オンラインのみの段階でこの充実度、いかがでしょう?
【6月:『ジュリアス・シーザー』】
緊急事態宣言も解除となり、予断を許さない状況ではありますが稽古場へもどってのレッスンとなりました。
稽古場については、都内(新宿近辺)もしくは元住吉(座学の日)で行っています。
最初はマスクとフェイスガードを着用しての稽古でした
(現在はマスクのみです)
実際に画面越しではなく同期の前で演じる、ということもここで出てきます。ちなみに、カクシンハン・スタジオ、役者経験の長い短いは関係なく、レベルアップ・技術のブラッシュアップができます!未経験でも大丈夫です!
6月は稽古場内の中間発表として、「アントニーの演説」を1人ずつ演じました。ちなみに民衆役は発表者以外の時に全員が合いの手を入れています。この民衆役もかなり突き詰めて掘り下げて行っています。
ここでスタジオ生の感想をご紹介します。
毎回あたらしい発見があり、とても楽しいです。本来難しいであろう理論も、日常生活での場面や過去の体験を切り取って具体的に伝えてくれるため、むちゃくちゃ腑に落ちています。本がでたら買いたいです。
ちなみに今年の3期生のメンバーも、演劇経験はまちまち。すでに本格的に習ったことがあるメンバーもそうでない人もいるチームですが、この6月の段階で名演説と呼ばれるアントニーの演説をそれぞれ全員が声に出して覚えて演じられるところまで行っています。
開講してから3ヶ月、週3日のレッスンで、ここまで伸びますし、レッスンでここまで伸ばします。今のスキルをもっともっと伸ばせます。
✔︎ゼロから演劇を始めたい!
✔︎役者として伸び悩んでいる!
✔︎演劇と徹底的に向き合いたい!
そんな方との出会いを心よりお待ちしております。
▼シェイクスピアをはじめとしてより深く紐解くカクシンハン・スタジオ第3期生の追加募集を行っています:8月15日締切
先着順受付 (8/15 sat. 締め切り)
演技塾 カクシンハン・スタジオ第3期生追加募集
「僕らは、ゆたかな俳優になる。」
詳細は、http://kakushinhan.org/others/studio3rd こちらまで!