シェア
経営コンサルタントをしていると、プライベートの時でもどこへ行っても、サービスが非常に気になります。 よいサービスを受ければ感動しますし、悪いサービスを受けると腹が立ちます。実際には、サービスの悪さに直面することの方が多いですね。 それだけ、世の中では、まだまだ会社が伸びるチャンスがあるということだと思いますが。気をつけてみていると、いろいろな局面で気になることが出てきます。 これは、ある日に感じたことです。 ある有名な、たいへん繁盛しているスパゲッティー屋さん
あるとき、クライアント企業の担当者の方から聞いた話です。 その会社は材木を扱っている会社で、運送業者数社に材木の運搬を依頼しています。 その運送業者の中に、たいへんすばらしい会社があるそうです。 その運送業者の運転手は、材木を運んだ後、先方でほうきとちりとりで掃除をしてから帰って来るそうです。運転手の中には、運ぶだけ運んでろくに挨拶もせずに帰ってくる者もいると思いますが、その会社では、教育が行き届いており、運転手すべてが会社の「顔」、いわば営業マンとして行動して
経営者、俗な言い方をすれば商売人ですが、以前、商売人についてこんなことを言っている人がいました。 「商売人は損得勘定だけで人と付き合っているんじゃないか」と。 私自身、商売人の家系なので、全くその通りだと思います。ただし、彼はわかっていないことがありますよね。 商売というのは、儲けるためにやるわけですが、自分が儲けると同時に、相手にも儲けさせてあげなければ商売は成り立たないということです。 自分勝手な行動で商売が成り立つわけではなく、人に助けられたり、時には
専門家でも、人によって意見が違う、実力が違う、と言う事はよくあります。 例えば、今、このブログを書き込んでいるパソコンは、以前、動かなくなってしまい、朝一番で○○電機に持ち込んで修理を依頼しました。 そこの修理担当者が言うのには、「これはどうしようもない、分解して修理するのも難しいので、今までのデータはすべてあきらめてください。」とのことでした。 あきらめきれない私は、その近くの、今度は○○ウイルというパソコン屋に行きました。 こちらの修理担当者も、最初は難
私の経営コンサルティングの師匠 友江照幸(数年前に他界しました)は、かつて、坪効率世界一の「いかりスーパー」を育て上げ、滋賀の「平和堂」を上場まで導き、その他多くの会社を育て上げ上場させてきました。 では、その日本一ともいえる実力コンサルタントの友江が、半世紀にわたって指導してきたクライアントは全部で何社になるでしょうか? 世の中の多くの有名コンサルタントは、履歴の中で、「1000社の指導をしてきました」とか、「3000社に関与してきました」等とうたっていますが、一
以前、テレビで「リヤカーマン」の特集をやっていました。 リヤカーマンとは、大阪に住む50代のおじさんのことです。 彼は20代のときから、リヤカーを引っ張って、日本縦断から始めて世界中を歩いてまわっている人です。 30年間、リヤカーとともに世界を渡り歩き、世界一周40000Kmの最後の残り900Km、アマゾンの密林の中の一本道を歩いていく姿をやっていました。 彼のリヤカー「田吾作4号」には、簡易テント、衣服、食料等、最小限の物を積み込み、日がな田吾作とともに炎