商売人
経営者、俗な言い方をすれば商売人ですが、以前、商売人についてこんなことを言っている人がいました。
「商売人は損得勘定だけで人と付き合っているんじゃないか」と。
私自身、商売人の家系なので、全くその通りだと思います。ただし、彼はわかっていないことがありますよね。
商売というのは、儲けるためにやるわけですが、自分が儲けると同時に、相手にも儲けさせてあげなければ商売は成り立たないということです。
自分勝手な行動で商売が成り立つわけではなく、人に助けられたり、時には助けたりといったお互いの深い信頼関係があって始めて商売が成り立つわけです。
まったくのドライな交渉のみで商売が成り立つとは、このせわしい現代においても考えられません。
どんな場合でも、相手の顔、人相を確認することなく契約が成り立つことなどないような気がします。やはり一番信頼できるのは、相手方の「人となり」ではないでしょうか。
商売には、人と人との信頼関係が不可欠です。単なる「損得勘定」で動く人間には商売はできません!
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