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【レジから檄④】 『ショテラー』ってどうですか?|新文化◆2006年4月13日号 8面

新文化◆【レジから檄】2006年4月13日号 8面

『ショテラー』ってどうですか?」

 ども。自称読書好きバイトの面接で「最近読んだ本はノンノです」といわれ「雑誌かい!」とツッこんだことがあるスズキです。
 さてさて、今回は大して面白いネタが思い浮かばないので、日頃思っているどーでもよいことを書きたいと思います(笑)。
(1)「書店人」というネーミングについて。
 書店で働く店員さん。誰が呼んだか「書店人」。この「書店人」という呼び方にスズキはいまだに違和感があります。なんちゅうか、こう、職人、みたいな意味合いがこの呼び名に含まれているようで偉そうなカンジです。一般の方への認知度も高いとは思えないし。ここはもっと軽快なネーミングにしましょうよ。
 例えば「本→ブック」だけに「ブッカー」ってのはどうですか? ダメですか? おでこに百円玉が入りそうで嫌ですか?
 じゃ、「ショテラー」とか? 「ショテラーから見た出版界大激論」とか。「仕事は何をされているのですか?」「ショテラーです」なんて。か、軽すぎる…。いや、もはや軽薄。とりあえず「書店で働く人ってかっちょいい」と思えるネーミングを品出ししながら考えています。
(2)ショテラーの本の知識不足について。
 たまに言われていますね、これは。けど、書店で働いていれば読みたい本はそりゃもう、たくさんあるんですよね。けどね。高い…。本が高いのですよ。いや、高さじゃなくて値段ですよ。安い給料じゃあキツイです。そりゃあ「本○大賞」で読んでない本を投票しちゃいますよ。
 そ・こ・で。多分、全国のショテラーの一部かもしれないが、ひっそりと思っていること、決して言葉にしてはならないことを書いちゃいます。
 「店の本をスタッフに貸してください」
 あぁ、言ってしまった。しかし、地位と名誉とお金が無いスズキ。全国のオーナー諸氏、出版社から何を言われても、もはや失うものはありません。
 で、どうですか「ショテラー」って。ダメですか?

 今月の一言「履歴書に趣味読書、無趣味と解釈これいかに」


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すずきたけし
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