北海道ツーリング2日目|2022.7.14
6:00起床
寒くて目が覚めた。冷房効きすぎだと思ったら空調が全開になっていた。
冷えた体を朝風呂で温める。
風呂上がりに甲板に出てみると相変わらずの曇天だが気温は高く、じめっとしている(当たり前)。時間的には岩手県の魹ヶ崎の沖あたりに船はいるようだ。しかし陸のある方角はモヤで陸地は見えない。
夜こそ少し揺れていたが朝はベタ凪で白波もほとんど見られない。 静かな海面をぼうっとみていると海面から白いものが飛び出し、そしてまた海面に消えた。トビウオか?しかしそれにしては大きい。カメラを構えてシャッターを押す。映った姿を拡大してみると海鳥のようだった。ウミガラスかウミスズメか、詳しくは知らないがうまく撮れていたので嬉しかった。
船内に入ると左手にゲームコーナがあった。とは言ってもビデオゲームはなく、パチスロとクレーンゲームだけであった…
腕時計!!
忘れてきた腕時計をここでゲットできる!!
しかし素人が簡単に取れるものではない。ホームセンターで980円の腕時計買った方が確率論的に安く済むことは分かりきっているのである(この時点でトータル2000円で買うことになるが)。合理主義者であるアタクシは潔く諦めたのである。
華麗にオーシャンビュー朝食。
鯖、ベーコンアスパラ、だし巻き卵、ポテトフライ、クロワッサン、目玉焼き、ウインナー、納豆、明太子、ご飯である。
相変わらずバイキングというのはメインがわかりにくい。
苫小牧到着予定は13:30。
まだまだ時間があるので持ってきた仕事をやったり(ネットに繋がらないのを見越してスタンドアローンできるようにPCにデータを移してきてあるのだ)、また寝たり、甲板に出て写真撮ったりして時間を潰す。
フェリーでの「強制された暇」は誠に心地いい。
やがてかもめが飛んできた。
かもめが空を飛ぶよまるで風のように
というのはポンキッキのエンディングテーマだが、かもめが飛んできたということは苫小牧がもう近くだということだ。
しかし我ながらうまく撮れたカモメだ。
苫小牧は蒸し暑かった。
さて下船である。いつもなら下船は北の大地への期待に満ちあふれ、いざ行かん!という感じで高揚感があるものだが、この天気ではそういうのもなく、昨日の自宅を出た時とあまり気分が変わらない。
早速今回の旅の主目的である灯台の一基め「苫小牧灯台」に立ち寄る。初点は昭和40年2月である。次は絶景と知られる室蘭の地球岬にある「チキウ岬灯台」
どーですかコレ。晴天なら絶景ですよ。初点は1920年(大正9年)。
そして旧室蘭駅に立ち寄りD51を眺め、そのまま洞爺湖へ向かった。
道中、曇天で全くテンションが上がらないまま、有珠山と昭和新山を眺める。
そしてこの洞爺湖である。
雨が降らないだけまだマシではあるが、なかなかいかついお天気ではないか。
結局モヤモヤのままキャンプ地に到着。
北海道上陸初日は慣らし運転でセイコーマートで買った山わさび塩ラーメンにした。あとカレー飯。
最後はやはりセイコマ限定のビールPALM締め、まずは無事に北海道に上陸できたこと祝ったのであった。とテントの中でウトウトしていたらドーン、ドーンとなにやら遠くで音が聞こえる。もしや…とテントから出て洞爺湖の湖岸に出てみると、対岸で花火が上がっていた。
今年初の花火をこんなところで見られるとは。
そう、僕はいつも旅のことはこう思っている。
旅はいつもプラスマイナスなのだ。
本日の走行ルート
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