お気に入りのお店が教えてくれたわたしの価値観
前月気候がちょうど安定して散歩日和になり始めた頃、自宅から5キロ以内の場所で散歩を楽しんでいる。
今までずっと気になっていたけど仕事をしていた時はなかなか訪れる機会がなかった所、今回新たなお気に入りのカフェをこの何軒か見つけられたことがとても嬉しい。
🌳一軒目は庭木がとても手入れされた木漏れ日を感じるカフェで、店主さんが手作りの焼き菓子や近辺で仕入れたコーヒー紅茶等を提供してくれて庭木を眺めながらのんびりできる。1人客が多く、静かにゆっくりとした時間が過ごせる。
🍵二軒目は中国茶を専門とするお店で、専用の茶器を使って中国茶をはじめ変わった種類のお茶が楽しめる。駅から離れた場所の住宅街にあり隠れ家的な場所。天然の木を使って建てられた建物で、室内は木の温かさが感じられる。
こちらも静かでゆっくりとした時間が流れる。
🌹三軒目は今日散歩中に見つけたカフェ。店主さんがとても話しやすい方で初対面だけれど色々な話しができた。店内はナチュラルなこちらも木を使った内装で、植物を使ったワークショップやイベントもやっているそうで次回ぜひ参加してみたい。
これらのお店が好きと感じたりお気に入りになった理由を少し考えてみた時
私は、
・木や植物といった自然を感じる場所
・太陽がほどよく差し込む暖かみを感じる場所
・店主のこだわりが反映されたお店
・自分含めて1人または2人客がほとんどで静かな空間
に居心地の良さを感じている。
逆に、人混みが完全にNGになってきた。
どうしてもとあるお香屋さんに行きたいのだが、人混みの駅ビルまたはショッピング施設に行かないと買えないためなかなか足が思うように運ばない。元々人混みは苦手だったが、ここ数年それが拍車をかけており、人の多い場所(駅、お祭り会場、特に休日のショッピング施設)はもう完全にお手上げ状態である。
また、お店はその店主の思いやこだわりがあるところに行きたい。
私の住む家の近所は大手外食チェーン店だらけで、子連れで食事をする際に安く済ます分にはいいのだが、本来の食事とは?と思うとあまり頻繁には訪れたいとは思わない。
それよりも店主の信念や思いがこもったその人がチョイスした食材を使って作ってくれるご飯を食べたいと思う。チェーン店でバイトがレンチンしてゆるゆるテキトーに作ったご飯に1,000円を払うなら、お気に入りのカフェで店主が今焼きたてなんですと勧めてくれる1,000円の焼き菓子とお茶のセットにお金を払いたい。
相手の思いや心が見えない商品やサービス、場所はやはり好きになれない。中身が伴わないのに外見だけそれっぽく見せている見せかけには虚無感がある。
いま世の中は、中身があるサービスやそれを提供する人に対して、こだわりが強い、宗教だ、意識高いとか、そんなことをすぐ言う世間体に溢れているけれど、過度でないのであれば私はその人それぞれが信念を持ったものに対価を払いたいし、触れていたいと思う。
これから転職して少しでも自分の好きなものに触れられる環境に身を置くことになる。今までの仕事とは違って少しでも自分の気持ちや思いを相手に届けられるようになれたらと思う。