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地域活性化と商品開発

6次産業化商品開発を道の駅をゼロイチで2件立ち上げた経験から言うと。
(白子町商工会新年会のセミナ―で多くの事例をまとめた資料もありますが、商品開発を分類してみると)

白子町商工会資料表紙

地元の素材をメーカー・加工業者にまず買い上げてもらい(この時点で生産者の利益発生
→加工業者は「漬物」「米粉麺」「ふりかけ」「餅」「羊羹」等、各自の定番商品に地域素材を組み込んでもらう~販売。
→売れる品や、地域の素材を使用して加工までしてくれたメーカーのその商品(ここが大事)だけは手数料を少しおまけする。(この時点で1次生産者は利益がある)
→店頭ではスペースが決まっているので「売れる商品」だけを残し、売れない商品はローテーションしてもらう。

「売れる」ことが道の駅にとってもメーカーにとっても生産者(1次生産者)にとっても有益。
→その地域、そこでしか買えない商品があることで「来訪者」(観光客)も満たされる。
棚のスペースに制限があるので、市内町内の業者でも商品を絞って陳列販売(もちろん売れ筋から優先だが「顔」がある場合は特別もあり)。
→アンテナショップとして機能させる側面も~「その他の商品は商店街の本店にあります」と伝えることで市内中心部と「道の駅」の回遊性も生まれる。

★「道の駅」に限ったことではなく、まち全体として捉えて「目的」と「戦略」を持った取り組みをすれば【販路拡大も含めて】、どこでも応用可能(応用なので、我が町の特性を踏まえてのアレンジは必要)。メソッドはないがエッセンスは抜き出せる。

※以上の点で特産品開発~販売は地域を元気にします。といえる。


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今井恵一
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