1990年(先生の)5回目の個展
1990年(平成2年)に開かれた先生の5回目個展のお話です。このあたりから先生がコラージュに「和紙」を使われる片鱗が出てきます。
「ほわっと優しめのピンクを主」として取りかかったものの、制作中に物足りなく感じられ、「もっと重厚で骨のある根源的な生命力(=本質)とは?」という先生の追求(葛藤?)も始まります。
私もこの作品↓を肉眼で観ていただいた時に
https://note.com/kaku_yukichan/n/nbd75f3e651de?magazine_key=m7eaecd61c4ee
「綺麗な色だけでは深みに欠ける」とご指摘を受けたことがあり、以来、色はモノトーンだけに抑えて構図を主にしたり、綺麗な好みの色にあえて茶系絵の具を混ぜてくすませたり…といった試みにも取り組んできました。
「"本質" を探る」というワードはレッスンでもしょっちゅう出てきます。先生の言わんとする「本質」…別の言葉に置き換えると何だろう…???
・心の深奥に潜む万人共通の真理?
・陰陽(闇光/清濁)合わせ持つ客観的事実?
・「表層的な上辺」だけでない真実?
…あ、今、完璧な正解でないながらも書き出してみて良かった…。なんとな〜く前よりうっすら感じ取れたような…。(自分の言葉にまずしてみるって大事ですね。)
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固定記事:【これまでのあらすじ】
https://note.com/kaku_yukichan/n/n647c5c56136e
プロフィール:【そのまた前のあらすじ】
https://note.com/kaku_yukichan/n/naf1c96aae2c3
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