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あえて左手で描く② → それを「変容」させる
左手で濃い鉛筆を園児のように垂直に握りしめてランダムに描き殴り、消しゴムを白・絵の具と見立て、所々「消して」余白を作ってみる…という宿題が出たこともあります。
記事トップ写真、「消しゴムをもっとシャープに」とは言われましたが、鉛筆の線自体は、「ゆきさんの潜在的に持ってる "躍動感・リズム感・闊達さ・バランスの良さ" …が出ていて非常に良い」と誉めていただきました。
で、「ぜひこれを元に、"サム・フランシスごっこ" やってみて」と言われたので着手。
まず土台。↓
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頭ん中でこれまで習ったこと総動員させてなんとかそれらしく…。
元の消しゴム余白を参考に、白・絵の具を「チューブから直接法」で渦巻き状に入れた所で先生に写メすると…
🎨曲線余白は実はあまりおすすめできない。バランスが悪くなる。
🎨余白は思い切って太く。今こそペインティング・ナイフを使って。
🎨余白だけでなく、気に入らない所をいったん白で潰すのにもペインティング・ナイフは使える。その上に色重ねるとまた新たな味が出たりもする。
…などなど、アドバイスをいただき、数日描いたり消したり葛藤した結果がコレ。↓
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白が乾くのを待ち、シブキをさらに飛ばしたらこうなり…↓
先生にも「ちゃんと向き合った "せめぎ合い" も感じられ、面白い作品になってる」とのお言葉いただき、ギャラリー UP に至りました。
元があの左手鉛筆落書き?だった…と、ココに書くまで自分でも忘れてたくらい、別物になってますね。
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