みなものきらめき by 和紙と金箔
この記事↓でご紹介した先生の個展に行ってまいりました。
ギャラリーではなく、飲食もできる先生懇意のお店で(夜開催なのはそのため)、オーナーさんにアーティストを応援する気持ちが強く、色々なジャンルのアーティストさん達の集いの場?のようになっているようです。
スペースとしてはギュッとこじんまり…なのですが、アットホームにお酒を飲みながら、プラス、その場の人達と交流しながら先生の作品世界に浸る…といった感じでした。(金曜日だったから余計人多かったのかな。先生在廊日だったし。別曜日はまた微妙に違う雰囲気なのかも。)
「観る側も参加し共振共鳴共有」のコンセプトはこういうことなのだな…と思いました。
当記事トップ画像はこの個展の案内葉書ですが、右側が和紙と金箔で表現された「水面(みなも)のきらめき」。上の記事内動画の 1'37" あたりで全体像が観れるので是非ご覧下さい。(素敵ですよ!)
私はこれがとても気に入りました。ほぼ無彩色の中に程よくラメのようなキラキラ粒が散りばめられ…全体の醸し出す「ダイナミックさと繊細さの融合」に引き込まれました。バランス感がなんとも絶妙で…侘び寂びも感じられ…。ガランとした白基調の部屋にコレがデンとあったらさぞかし心洗われそうだ…。
先生は暮れにこんな動画↓あげてたけど、その時の水面(みなも)にインスパイアされたのかな…。
案内葉書(トップ画像)の左側が、先生が映像と音楽を絡めてインスタレーション化した展示物でした。
店の照明を落とし、壁に設置された正方形の作品群「四角い宝石」シリーズ6枚に、水面(みなも)の映像を転写?…すると、まるで印象派の世界が浮き出てるかのように…。
BGMもつけられてたのですが、私は内心「これは相方とフリーインプロビゼーションで生演奏したくなるな…」と即興欲がウズウズしてきてました。
ただあのスペース的にシンセはちょっとキビシイかな…。この場合、相方がピンで、パンフルートにエフェクターつないでエコーさせループさせ…???…とかね。
(実はココで先生と二人で何かできないか?…という企画も話は出ており、今回実際足を運んだことで、「先生のアートグッズ + 私の絵 + 相方即興演奏」…というイメージも固まってきました。)
先生は私より10歳上なのですが、んま"〜〜〜〜エネルギッシュなこと…。終始じっとすることなく色んな方と交流&接待されてましたね。
ちなみに先生のアートグッズは今回も一部のコーナーで展示されてました。全て先生の作品柄のクッション、スマホケース、Tシャツ…etc…。「絵の購入は敷居高い」と感じられる方々に「アートをざぶざぶ日常で使ってもらう」というコンセプトのようです。私も軌道に乗ったらタイミング見て追従したく…(まずはポストカードとかね)…夢は広がります…が、焦らず1歩1歩…と。
作品鑑賞と共に、チャレンジ精神旺盛で新たな取り組みをどんどんされてる先生の一面を垣間見てまいりました。