ナザレのイエスが本当に伝えたかった事

人類であれば殆どが知っているであろう
イエスキリスト
彼を 主 としてキリスト教が出来上がり
現在でも続いているわけであるが

現在の知識で彼の発言を読み返した場合
随所に矛盾が見られ
イエスが神と主張するものですら
ニーチェによって
既に信ずるに足るものではなくなったと否定され
現在の科学を知っている人には
見向きもされなくなっている

しかし彼がたどり着いた心理状態は
正に天才であり革命的であり
当時は唯一無二のものでした
もうキリスト教は陳腐化してしまいましたが
彼のたどり着いた真理は
非常に有益であり
彼の発言の意味を
正しく知る事で
現代人でも有益な気づきを得られます
二千年も前なのに
ナザレのイエスは天才であり
正に救世主であったことがわかりますね

ただ注意するべき点は
恐らくその境地に至ったのは
ナザレのイエスであり
他の人間は
その境地には至ってないという事です

現在 キリスト教を信じている人たちは
ナザレのイエスが伝えたかった事を
理解できていません

もう絶対的な神が居る時代は過ぎました
ナザレのイエスが主張する
無限の愛も存在しません

ニーチェが 
絶対的な視点は存在しない と
主張した時点で
既に自らの神が死んだとわかっていながら

イエスの教えを真の意味で理解せず
現在になっても科学を否定するその態度

私もニーチェと同じような憤りを覚えます

イエスの教えが間違っている訳ではありません
ただイエスは科学によって
神が死んでしまう事を知らなかった

イエスは今のキリスト教の実態に
嘆き悲しむでしょう

もしイエスが生きていたら
神のいない世界の 愛の形 を
説いていたでしょう

いえ 実際に
イエスは神が死んだこの世界での
生き方も示唆していますが
それを理解できない

キリスト教を改革できない
宗教家達に貴方達は
イエスの言葉の意味を
理解しているのか?と
聴きたくなってしまいます

またイエスが出来ないのであれば
私が書き残すべきであるとも考えています