噛む噛むエブリバディ 2023/01/03
日記
・正月が、終わる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
・三が日が終われば正月が終わったも同じだ。寂しい。俺を置いていかないでくれ。明日になればどのテレビ局も通常編成に戻ってしまう。新聞のテレビ欄を見て、朝や夕方のニュース番組が復活しているのを見ると、それだけで漠然とした焦りが湧いてくる。
・ソシャゲのCMラッシュも終わる……。
・そして今日も胃の調子は優れない。結局、正月三が日の間ずっと満点の食事をとることができなかった。食べたら胃がモヤっとして気分が悪くなるし、逆に食べなかったら腹部がキリキリと痛む。仕方がないから今日はお粥とか消化に良いものを食べて過ごすしかなかった。餅食わせんかい!!
・でも、こうなった原因の一端には心当たりがある。何を食べるにしても全然咀嚼せずに飲み込んでしまうのが胃に良くないのではないかと思う。夕飯を食べるときに意識して白米を噛む回数を数えたのだけど、1口につき平均3回くらいだった。何なら、一度も噛まずに飲み下していることさえあった。口に入れて、舌と上顎で軽く転がしてそのまま飲むパターンが多い。
・噛まない理由は自分でも割とハッキリしている。それは、咀嚼している時間が退屈だから。口に物が入っていると喋れず、噛むことだけに集中にしなければいけないのが苦痛ですぐに飲み込んでしまう。あと、食事はのどごしを楽しむものだと思っているので、なるべく塊の状態で喉に通したい。
・普通の食事が満足にできない分、飴とチョコを買ってきて黙々とたべていたので、摂取カロリー的には平時よりも多いと思う。
・『グラス・オニオン』を観た。ダニエル・クレイグ演じる世界一の探偵ブノワが活躍するミステリ映画『ナイブズ・アウト』の続編。世界的IT企業の社長がプライベートアイランドで主催する推理ゲームに招待されたブノワだったが、そこで実際に殺人事件は発生。果たしてブノワは事件の真相を暴くことができるのか……!というおはなし。
・孤島で開催される推理ゲーム、現実になる殺人事件、ただ1人招かれた探偵、クセ者揃いの容疑者たち……と王道ミステリの要素をこれでもかと詰め込んでいるのに、最終的にお出しされるものは、見たことがないほど痛快な推理と破壊! 正月からこんな気持ちの良いミステリを観せていただいて良いんですか!?と腰を抜かしてしまった。
・前作もそうだったけど、中盤で事件の種明かし明かしをしてしまい、そこからさらに一捻りも二捻りも入れてくる構成が見事すぎる。どこまで楽しませてくれるんだ。序盤は洒落臭い容疑者たちを眺め、中盤は真相が暴かれていく驚きを味わい、ラストには破壊が待っている。人の持つ情動の全てを発露させる。
・一応続き物ではあるものの、前作の『ナイブズ・アウト』を観ていなくても単体で完結する作品になっているので、『グラス・オニオン』から観ても何の問題もなく楽しめる。それどころか、これが初めてのミステリだったとしても完璧に楽しむことができると思う。それくらいミステリの面白い要素や楽しい要素が全て詰まっている。