診察終了\(^o^)/


きっかけは11年前

GWに強烈な喉風邪をひきました。
喉がパンパンに腫れて、唾を飲み込むのも辛いくらいって、まるでコロナみたいですよね。
熱は無かったのですがまる1週間格闘し、腫れはひいたのに
「痰が出せない&呑み込めない」為に、鼻が詰まると息苦しい気がしてパニック気味になるようになりました。
常に喉に何かが絡まった感じの違和感で、少しでもスッキリしたいと空咳が止められず、夜もおちおち眠れない。
後鼻漏かな?だったら初期受診が要みたいに書いてあるし・・・『風邪は寝て治す』私も諦めて耳鼻科受診。
診察した先生が、私の曲がった舌を見て「1日も早く大きな病院へ!」と紹介状を書いて下さり、てんやわんやの末「風邪のウイルスが脳神経に入った事」による【軟口蓋挙上不全】【開鼻声】【嚥下障害】と診断されました。
麻痺は発症後3か月以内に良くならないと、一生治らないと言われますが、確定診断が出たのが5か月後(笑)
セカンドオピニオンで病院を移り、診断名が変わったこともありますが、ちょっと遅かった💦けど、移った7月に比べて改善傾向がみられるから、リハビリしてみよう!となりました。

リハビリ断念

リハビリ科には3年半お世話になりました。
本当に色々なリハビリをして頂きましたが、改善の見込み無しで、PLPという軟口蓋を強制的に持ち上げる口中装置の完成をもって終了。
治らなくても終了ってある事を知りました。
言語聴覚訓練師さんには、「誤嚥性肺炎で運ばれないでくださいよ!!」と散々言われましたが、それはホント心配でした(笑)食事中、気を緩めると誤嚥する日々でしたから。
でも、首が硬すぎて、喉ぼとけが動かない!事を発見して、優しく緩めてもらったら嚥下が楽になった経験から、通院中に鍼灸学校に通いはじめ、「自分で治す」気になっていたので、絶望はありませんでした。

転機!生体センサー医学研究会

資格取得後、「脳は直接刺せないから、東洋学的治療よね。」と、経絡治療学会で経絡治療を2年ほど学びました。
夏季合宿では、最終日に大先生の施術を体験できるのですが、いきなりスッキリした衝撃!!
でも2日位しか効果が持続せず。先生の手技を真似して自分でやっても先生ほどの効果が出せず💦
そもそも脈診って難しすぎるんだよねぇ~。腑に落ちる前に死んじゃうよ(笑)と思っていた時に、岡西先生&天狐先生と出会い、皮膚反応や筋肉の反射での治療が「これだっ!!」感があり、VT治療・陰陽てい鍼を学び現在に至っています。
麻痺してから時間が経って、良い意味でも悪い意味でも折り合いが付いてしまい、自分の治療はすっかり放置気味でしたが、「生体センサー医学」という言葉を面白そうと軽い気持ちで出席したら、鍼灸ではなく日本バイ・ディジタルO-リングテスト協会の学会⁉
間違えた💦と思ったのですが、逆に大ラッキーでした。

体験からのごり押し

高野宮クリニック出口先生が、O-リングテスト基礎編の講義に立たれた際、「O-リングテストが初めての人?」と質問され、挙手したら私一人😨
質問した先生も「えっ?知らない人いるの?」みたいな反応で、場違いをさらに実感したのですが(笑)「なら前来て、僕がやりながら教えるから。」と登壇してテストを受ける事が出来ました。
やり方を説明されながら「何か気になる症状ある?」と聞かれ「喉の麻痺が…」と言ったら凄い食いつき(笑)神経外科のDr.だったんですね~。
で、テストしたら最悪の状態。原因をテストで絞っていったらクラミジア感染⁉麻痺と感染症が全くリンクせず、しかも性病😨みたいな💦💦💦
先生曰く、結構ある症例のようです。
感染症ってことは治る!?突然テンション上がり登壇中に「治療してください!」と騒ぐ最低な被験者(笑)
終了後も「うちは難病指定だから。最低2件行って治らなかった時に連絡しなさい。」と仰るのに、「私、〇〇市大病院、▽△大学病院でダメでした!」と食い下がる。
猟犬並みのしつこさで、何とか受診機会を頂きました。

Bspotに始まりBspotに終わる

昨年11月に初診。発症から10年以上、原因が排除できても神経の完全修復にはかなり時間がかかる事。効果がない可能性もありその場合は半年、効果が出ても最長2年の期限を設けると説明の後、子供の頃からの細かい問診と、O-リングテストで必要なサプリメントの種類と量を確定し、Bspot療法の治療と実践です。
コロナ後遺症でも注目される、慢性上咽頭炎の治療法でEATと呼ばれる治療に近いのですが、毎日セルフで行う分?かなり優しめな刺激ですが、鼻の奥って染みるんですよねぇ~。
もう、露骨に嫌々でしたが(笑)毎日頑張りました。
診察は月1回。2回目までに効果を実感。嬉しい反面クラミジアって。。。と残念感も(笑)
最初は0.5%だった薬は慣れたね。と2か月目からは1%に!さらに染みるし(笑)すると無意識にズルをするんですね。
半年後位にそろそろ終了が見えてきた。という頃から一進一退になり、サプリメントを変えたり、CMCのシールを導入したりと色々工夫して頂くなかで、Bspotのやり方が効果を半減させるやり方だったことが判明!痛いからって痛くないようにやっちゃダメですね。何事も(笑)
そんなこんなで昨日「今日で終了で良いだろ。」と言っていただきました。
最初の感情は「え?もう?不安しかないんだけど。」でした。
まだまだ完治までは時間がかかるので、受診が終了なだけ。保険適用外のサプリや薬は連絡すれば送るから。と言われひと安心。
11か月の通院中、O-リングテストも随分鍛えられたし、周囲の人の「これってBspot案件?」な質問など、診察というより勉強会に行っていた気分なので、終了はちょっと寂しいです。

リラックスして食事する幸せ

喉と鼻の間の弁が開きっ放しだったために、口内上部に飲食物が当たると鼻に逆流していた11年間。
口に含む量は最小、咀嚼中も口の中で食べ物を回し過ぎないように、常に緊張して食事をしていました。
それが治療開始から半年で、お喋りしながら食事をしている自分に気づきました。
先月には麺類をすすって食べられるようになりました。11年もすすらず食べていたので、意識しないとすすれませんけど(笑)
最近、主人に「咳しなくなった。」「パスタ普通に食べられるようになった。」と自分が全然気づいていない変化を教えられます。
喉の違和感に慣れて空咳は無くなったと思っていたのに、無意識で空咳してたんだ!そうか、フーフーと冷ますことが出来なくて、持ち上げ&揺すりで冷ましてたっけ。色々苦労してたんだなぁ~。
諦めずに情報アンテナ延ばしていて良かった。
Bspot療法に関しては、まだまだ知られていないので、よくわからない体調不振の方に届いたら良いな。と思います。
「神は乗り越えられない試練は与えない。」
完治までもう少し頑張ろう💪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?