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キョンキョンが「蓮舫」支持! 革キョン同=革命的小泉今日子主義者同盟の再来か

小泉今日子が都知事選で蓮舫支持を表明。話題になっている。


小泉今日子さん、蓮舫支持を表明:ツイッター速報


彼女が街頭で応援演説しようものなら、「蓮舫不利」の情勢を一気にひっくり返しかねない。


というか、蓮舫ではなく、小泉今日子が政治家になればいいのに、と思う。

蓮舫は嫌いだが、わたしは、以前も書いたとおり、小泉今日子さんを尊敬しています。

彼女は大人物だと思ってます。人をまとめる力とか、権力に屈しない信念とか。

2年前、彼女のデビュー40周年の時、わたしはこう書いた。


たまたま仕事で彼女と一緒になったことがあったが、すごい大人物だと思った。(大物ぶっているという意味ではない。むしろ逆)
「男前」という定評だが、まさにその通りで、包容力があり、私より年下だけれど、私は圧倒される思いだった。
あとで考えれば、それは当然で、普通の人間とは、人生経験の量と質が違う。経験だけでなく、生来の「男らしさ」があり、長いものに巻かれないタイプだ。


人間的実力は、蓮舫や辻元清美よりもはるかに上。

15歳から芸能界最前線で生き残ってきたキョンキョンの人生経験は、大卒の辻元より豊か。そして蓮舫の1000倍、売れていた。


真っ赤な女の子ーーキョンキョンは、もともと「川勝正幸」とか「いとうせいこう」とかと近い、1980年代サブカルチャーの女神だった。

彼女は、当時のアイドルと一線を画した文化的ラディカル。もとからそういう人なのです。



「革命的キョンキョン主義者同盟」略して「革キョン同」というのが、1980年代に実在しました。

たぶん実在したと思うーー都内の大学で、その名の立て看を見たから。

念のため言っておけば、この名前は、革共同=革命的共産主義者同盟のもじり。これは革マル派や中核派の元になった組織です。


「革キョン同」は、活動家の一種の冗談だったのでしょうが、旧「新左翼」を乗り越えようという、当時のポストモダン運動にマッチしているように見えました。

そういう政治的象徴に、彼女はなりえたのです。

だから、わたしは自分の小説「平成の亡霊」にも、この「革キョン同」を登場させています。

小泉今日子さんへの尊敬を込めて。



彼女を中心に革新系がまとまり、首都に「革キョン同」ができたら、40年前の冗談の現実化のようで、個人的には胸アツです。

でも、東京はひまそらあかねさんに任せて、キョンキョンにはやっぱ、我々の神奈川を統べてほしい。

あんた厚木のヤンキー出身でしょう。厚木市を県庁所在地にして、横浜の支配から我々を解放してほしい。

そしたらわたし、もう「しもべ」になっちゃう。




<参考>


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