左翼のイジメ「さよハラ」
まあ、「パワハラ」なんて言って騒いでるの、日本だけですからね。
パワー・ハラスメント、なんて英語があるわけがない。
「セクハラ」はいちおう英語由来だけどね。
英語ができる人は、「パワハラ」なんて言葉、感覚的に変だと気づくし、使わないでしょ。
学校のイジメが問題になった時、
「そういえば会社でも、イジメみたいなのがあるよね」
という発想から生まれた、和製英語ですね。
たしかどっかのセミナー屋さんが、無理やり作った言葉。
でも、この言葉を聞くと、
「そうだ、会社や役所で、私もイジメられた」
と言い出す人がたくさん出た。
それで、この言葉が流行り出した。
でも、会社や役所は、学校ではないんでね。
上司に怒鳴られたから、イジメられたと思うのは、子供っぽい発想なんだけど。
実社会は学校よりも厳しいんですよ。
でも、「パワハラ」という言葉が、ひとたびマスコミに受け入れられると、それにまつわる法律が出来たり、セミナーが義務づけられたりする。
言葉ができるだけで、あたかも「パワハラ」という「悪」が客観的にこの世に存在するように思われて、ひとり歩きするんですね。
それで、セミナー屋さんや、パワハラの専門家といった人たちが儲かる。
もちろん、外国でだって、粗野な振る舞いや、最近はとくに差別的な言動は問題になり、懲罰の対象や解雇条件になる。
でも、それは必ずしも「パワー」、上司とか権力者とかには限らない。
「パワハラ」という言葉は、上司とか権力者に、何か「人格」のような特別な資質を要求するもので、実は儒教的なんじゃないかと思う。
それで、みんな「人格者」ぶらなければならなくなる。仕事の実績はそっちのけでね。
今に、日本のリーダーは、みんな鷹揚で寛容な「人格者」だけど、仕事はできない無能ばかりになるよね。
まあ、私は「パワハラ」という言葉はインチキだ、とずっと思ってきました。
こういう私のような頭の古い昭和世代は、ちょっと怒鳴られると心を病んでしまう若者世代には迷惑なので、早々に引退してお互いのためによかったと思います。
自殺した者の気持ちがーーと言われても、自殺者がべつに正義ではないですよ。
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それよりも、私は、現役時代、ずっと左翼にイジメられた。
あれに名前が付かなかったのは残念だった。
と、今さらながら思う。
左派マスコミでは、左翼はろくに会社に出てこない。
左翼活動で忙しいからね。
彼らは、サラリーマンの通勤地獄など経験せず、マスコミ企業から高給をもらっている。いいご身分です。
それで、こっちは仕事が増えて迷惑する。
たとえば、昔は携帯とかなかったから、社外で活動中の左翼にかかってくる電話まで、職場でこっちが受けなければならなかった。オレは左翼サマの秘書か、と思ったよ。
でも、左翼は会社と組合に守られていて、誰も批判できない。
私みたいなのが批判しても、「ふん」という顔で無視されるか、近年なら、
「お前はパワハラ的だ」
と言われる。
そうか、そういうことのために、「パワハラ」って言葉ができたのかも知れないな。
つくづく嫌な言葉だね。
権力、「パワー」を毛嫌いする、フーコー主義の、左翼の発想だな。
代わりに、左翼にイジメられることを意味する言葉を作ればよかった。
赤ハラーーというと、「アカハラ」という別の意味の言葉がすでにあったから、「さよ(左翼)ハラ」かな。
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でも、もういい加減、「なんとかハラ」という言葉を使うの、やめないか。
「さようなら、なんとかハラ」という意味で、「さよハラ」と言いたい。
「なんとかハラ」という言葉は、人間関係を、加害者と被害者に二分して、相互理解をむしろ阻害していると思うのね。
最近は「マイクロアグレッション」なんて言葉もある。学者は無限にこういう被害者言葉を考え出す。それを使って左翼が喜んで「パワー」を攻撃する。キリがないよ。
いじめや差別は大昔からあるもので、人間が品種改良されない限り、なくならないですよ。
どっかでいじめられたと言う人は、べつの場所で誰かをいじめているもんですよ。
人間は、時間をかけて、お互いの立場や世界観を理解し合うことで、それを軽減できるだけ。
どうしても理解し合えなかったら、人間関係を切って離れるしかない。そういうことだと思うんですけどね。
どうしても上司が嫌だったら、会社を辞めるしかない。世界中、みんなそうしてると思う。
すべての上司は、すべての部下に気に入られるような人格に変わらなければならない、というのは無理だ。
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それはともかく、今度の兵庫県知事の再選。
ネットでは、「オールドメディアの敗北」と言い、
オールドメディアのほうでは「ネットの不正が疑われる!」と言う。
立花孝志の怪しい動きがカギになったのも事実で、検証が必要ですね。
でも、しばき隊などの、左翼の活動が嫌われた結果だったのもポイントだった。
でも、オールドメディアはそれに決して触れない。
左翼に脅されている内情が透けて見えるでしょ。
そこが、私のような人間には、いちばんのポイントに見える。
それが、「なんとかハラ」騒動の、一つの本質を表している、と私は考える。
とにかく、ニュースを見てても、ハラハラうるさいよ。
一度、「パワハラ」なんていう日本にしかない言葉を使わずに、報道してくれないか。
そうしたら、何が起こっていたのか、もっとはっきりすると思う。
<参考>