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もう戻れない。
母と姉と話をし過ぎて今日は執筆開始が遅くなった。こんなに嬉しい事は無い。父は僕らから隠れる様に部屋に去っていった。暑さを取り戻した10月はまだ僕達を知らない。
毎日投稿していると書くネタも無くなっていく。こんな事は言いたく無いが今日は夢の話を始めよう。
昨日、日々の蓄積疲労により両眼球奥+前頭葉が自棄に痛い日だった。だがBAD期は既に終わりまた明日を生きる準備をして眠りに入った。午前2時。少し遅いがいつもの時間。フワフワとした感覚を覚えた時、それは意識が飛ぶ合図だ。僕は就寝10分後にそれを感じ取り「今日は早いな」と思い意識を飛ばした。その後直ぐに夢の世界へ情景は変わる。場所は僕が通っている通信制高校。時刻は午前8:30。一限が午前9:00からなのでまだ開錠されてない。だが僕はその開錠されてない通信制高校の1番上の階6階に足を運んでいた。意識は完全に僕本人だが無意識に足が勝手に6階まで動いた。(スタート時点は1階の多目的広場の階段の前)そしてそこには体育館がある。いつもここで体育の時間に卓球やバドミントンなどをして楽しんでいる。その体育館の中央に僕1人がポツンと立って動け無い状態になっていた。呼吸、血流、筋肉の隆起などは感じる事は出来たが肝心の動く事が出来なかった。(この時点では夢だと気付いていません。)そして体感30分ぐらい立たされた後にある1人の男がこの体育館にやって来た。それは小学、中学と同じ学校に通っていたJ君という重度の知的障害を持った子だった。J君は小学生の時は時々僕らと一緒に授業を受けたりしていたが、その際にも自分の頭を自分の手で叩いたり、殴ったり、机を叩いたり、蹴ったりなどの行動障害も抱えていたので僕らのクラスメイトは「あいつ早よどっか行ってくれんかな。」「なんで一緒に授業受けれると思ってんの?」などの当時の小学生にとっては分かりやすい理由でJ君を嫌がっていた。僕は父が少し似た症状を持っていたので周りよりは既視感はあり、感情もそこまで揺さぶられる事無かった為、あまり気にはしていなかった。そんなある日授業と授業の間の10分休憩の時、J君がいつも大人しいクラスメイトのKちゃんを何かの衝動で殴ってしまったのだ。勿論強さの大小関係無く小学生が殴られたら泣いてしまう。Kちゃんは殴られた頭を抑えながらその場に座り込み泣きまくった。辺りはパニック状態。小学生の脳じゃどう対処したら良いか分からない。Kちゃんの友達らしき人がKちゃんに近寄るが、Kちゃんは「今自分の泣いている姿を皆んなに見られている。」という恥ずかしさから来る応援拒否をして、逆に殴ったJ君は「自分があのKちゃんを殴ってしまった。」という焦りからかは分からないが、J君本人の頭を叩きながら発狂し始めた。そのタイミングで一部のクラスメイトが担任の先生に報告しに行って先生が教室に到着。少し時間が経ってからJ君にいつも付いているサポート役の先生も教室に到着した。(多分何かの用事でJ君の側にいなかった気がする。余り覚えてないが。)担任の先生はもう一度皆んなに聞きながら状況を確認した後に、J君に「もうそんな事やったりしたらダメだよ。」の一言でこの事態を終わらそうとした。その後に思い出したかの様に殴られたKちゃんに「大丈夫?」と声を掛けたが、Kちゃんは反応無し。当たり前だ。いきなり誰がに殴られて、状況整理も儘ならない状態なのに痛みをはっきりと理解していない奴からの「大丈夫?」になんの効力も無い為、意味を成さない事ぐらい、小学生の脳でも分かる。その後次の授業に入る前にKちゃんは保健室に、J君はひまわり学級(何らかの理由で特別支援を必要とする子供達が行く所)に行って次の授業が開始された。そして後日Kちゃんの友達がKちゃんの事を話し合っているのを僕の友達が盗み聞きして僕らに「なんかKちゃんの家族とJ君の家族と先生達で話し合ったらしいけど、怪我の補償金とかは無かったらしいよ」みたいな事を話してくれた。何も変わらなかった。怪我したKちゃんはそれから数ヶ月学校には来ず、J君は普通に次の日も1時間だけ一緒に授業をして、ひまわり学級に戻って行った。変わらなかった。そのJ君が夢の中で僕の目の前に現れた。僕は少しの恐怖と何かされるじゃ無いかという焦り、不安みたいなのを抱えながら「J君?」と声を掛けた。そしたらJ君が僕の目の前まで少し早歩きで来て、生気を失った目をしながら「僕は変わりたかった。」と一言放ち「アアアアアアァァァァーー!!」と発狂+自らの頭を叩きながらながら体育館の2階に登り、登って1番最初に見える窓の鍵を開けて身を乗り出し、自殺した。
そこで夢が覚めた。息を荒くする僕。あの時は自分の父も似た様な人なのに他人事の様に友達と話していた自分を直ぐに想起した。苦しかった。
夢で良かった。
この感情合ってるのかな。