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死ね。

Xのトレンドに「エアコン無し」と表示されていて、「こんなん地域差によるだろ。こっちはクソ暑い中頑張ってんだぞ。」と24度の冷風を浴びながら言っていた僕。

3日前ぐらいからXで投稿を始めてから、自分のインプレッションばかりを気にする承認欲求お化けになってきていて、ベットで寝転ぶ時間も日に日に増していった。そうするといつもより全身の筋肉が強く硬化していき、寝返りを打つだけで左腰、首、寝返りする前に傾けてベットに押さえ付けられていた肩、腕などが強烈に痛む様になってきた。これは以前から何度かある事などだが、そんな時僕は自慰行為をして対処をしてきた。何故なら自慰行為をする事で強烈にエロい映像に意識を集中させ、汚く質の悪いアドレナリンを大量に放出し、全身の各筋肉の痛みに意識を集中させない様にする事で、痛みを和らげるという効果があるからだ。だがこの行為は単なる付け焼き刃に過ぎずしっかりダメージを喰らうデメリットもある。それは自慰行為後は自慰行為前に比べて筋肉痛が増すというところだ。これは自慰行為中にも全身の筋肉を多くそして強く使っており、意識がエロに集中している時は良いのだが、行為が終了した途端に全身に重くのし掛かる痛みは、こんなに尊い行為に対して、後悔さえも感じるほどだからだ。そして他にも家族にバレる危険性があるという事だ。「そんなのトイレとかですればいいじゃん」と思ったそこの貴方。そんな選択ができる人間はもうとっくに社会に順応して1人で生きて行けるバケモノですって。(まあ俺もある意味バケモノだけど)だから僕は普通に部屋の椅子に座りながら行為をする。耳の鼓膜をしっかり開き、各方向の音を聞く→理解を繰り返す。時にはこんなに頑張っても音の聞く→理解の理解が出来ずにバレそうになる時もある。そんな時用に行為前に瞬時に履くことができる履き口がゴム製のズボンに着替えてするのがコツだ。そして行為が終了すればそのまま寝るorインプレ確認or動くの3択に絞られ、今日の僕は動くを選択した。何故なら前メルカリでこんな物を購入していたからだ。

実物

そう野球用シャトルトスマシーンだ。
僕は父、兄の影響で小学4年生から5年生までの1年間のみ阪神タイガースという日本のプロ野球チームを応援していた事がある。その当時はいつもBAD(病み)入りまくっている父が、野球とお笑いの時だけは、平場で溜めに溜め一言二言で爆発させるジュニアさんの様な破壊力を有しながら熱弁してくれてそこで興味を持ち始めたのがキッカケだ。(因みに芸人を目指したきっかけは複数あるが1つはここから来ている)だけどその年の阪神は防御率(どんだけ1シーズンで点を取られなかったかを表す割合)がセリーグ(日本のプロ野球はセリーグ、パリーグと2リーグ制で行なっておりその中の阪神はセリーグであるという事)トップだったにも関わらず、打率(どんだけ打ったか)はリーグ最下位だったという野球初心者からしたら全然打たないし点も入らないという滅茶苦茶面白く無いシーズンだったのでそこで野球熱が冷めて阪神の応援は終わったのだ。だけどまた野球熱が再熱してきた。それは大谷翔平が滅茶苦茶ホームラン打って滅茶苦茶盗塁決めてるのを見て、「1人で阪神超えしてるやん」と思って昔阪神応援していた事を思い出して少し儚い気持ちなって、「この儚さをもっと体験したい」となったからだ。なのでこの野球用シャトルトスマシーンを購入したのだ。だけど何故シャトルなのかと言うと、僕の家はとある新興宗教の教会で(僕は無神論者なので当然信じてないし、当然信仰もしていません。)病院で産まれて家に到着したその日から毎日神殿という場所で強制的に祈りをさせられている。最初の頃はこの行為に対して両親と何度が議論を重ねていたが、彼らの前提条件(神はいる。)が既におかしいのでこの議題で話をするのは出来ないと僕が理解してからは、「行為=家賃」だと思いながら祈りをしている(形式上)。その神殿という場所は約縦8×横12の96畳で一般的な家屋ではそうそう無い広さをしている。この場所以外も僕の家は広くて、山の上にあるので災害時の避難所として指定もされている(築40年木造建築のどこが避難所なんだよw)そんな96畳の場所があるから僕達兄弟3人はよくそこでバドミントンをしていた。母に聞くと「神殿は広いからバドミントン私もやってたよ」と意外にも了承を得ながらやっていた。なのでバドミントンのラケットなどは揃っている。だからシャトルトスマシーンにしたのだ。そして自慰行為後の筋肉疲労感を感じながら神殿向かった。陽当たりはいいが、人々の様々な思いと僕の憎悪を残すこの場所は少し登校前の憂鬱としたあの頃を思い出す。到着。空気は乾燥している。僕はシャトルトスマシーンを設置してスイッチを押した。思ってたより勢いよく飛び僕の心を揺すぶった。そして打席に立つ。少しの素振りで擦れた畳の上。発射。思いっきり打つ。思いっきり打つ。思いっきり打つ。止め処ない思い。父が躁状態に牛刀で家族全員殺そうとしてきた時。母と父を取り持つ第三者の神。少しずつズレていった日常。会えなくなった友達。会いたくなった友達。飾らない風景。「もういやぁぁぁぁ!!」思考をしまくった脳はキャパを忘れて。頭をショートした。熱冷めらなぬ思いを吐き出す。飛び出す。走り走り。砂利道駆け巡り。だが変わらない。何も変わらない。涙を拭う冷たい手。さっきの素振りで出血した手。でも変わらない。「早くここを出ないと。」少し荒い呼吸で呟く。そして叫ぶ。「ああああぁぁぁぁ、、」。
僕はクソ怠惰で、もう18で、何もかも醜い。

忘れない。
僕が泣いた時、貴方は泣かなかった事。

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