"本音"とは"個性"である
本日は養老さんのお話より。
世の中、個性、個性と個性が重視されるように言われますよね。
子育てのお話でも必ず出てくるトピックは、如何に個性を伸ばすか?です。
"キャラ経済"などといったビジネス用語も登場するくらい、"個性"を重視する時代。
しかし、養老さん曰く、社会に出て"建前"を経験しないと、本音=個性などわからないものなのだと。
この、建前というのは、社会や組織の中での役割のようなもの。会社でいうと、課長などの役職もこの"建前"にあたります。
この建前を経験することで本音=自分が見えてくるようになる。
若いうちから自分探しの旅に出る人がいますが、全く意味がないと💧
確かに私たちは人生で、本音と建前のバランスをとりながら生きています。何か心に引っ掛かる建前や納得がいかない建前を知ることによって初めて、自分の本音を知ることになるのかもしれませんね。
本音=個性という表現が面白いお話だなと思いました。