勉強の結果は「机に向かう前」に決まる(作:池田潤さん)

私のルーティンと、”勉強の結果は「机に向かう前」に決まる”を参考にした、新しい生活スタイル。

 ”言語聴覚士になって、嚥下のプロになりたい”

そう思い始めたのは去年の元旦でした。私が40歳になる前の頃です。しかし、この年になると失敗したときの事を考えてしまうのは私だけではないと思います。

私は介護の仕事をしていて、約20年のキャリアを積み、主任ケアマネ資格を取るところまで行きました。

しかし、嚥下の面白さ、あるいは怖さ、医療現場への憧れは常にあり、もう一度、今度は本気で勉強したいと決意しました。

主任ケアマネは5年に1回の更新研修があり、やはり保険として維持はしておいたほうが良いと考え、その研修を終えてから、本格的に学校を探すことにしました。

それと同時に、言語聴覚士(以後STと記載)の過去三年間の問題集を購入し、少しでも問題や専門用語に慣れておきたいと考え、意味がわからないなりに、勉強を毎日30分から始めたのです。

 それまでに、私にはルーティンがあり、仕事から帰ってきたら、

①入浴→②食事→③電子タバコを吸いながらYouTubeを見る→④ピアノの練習をする→⑤猫と遊ぶ

⑤が終わればようやく就寝、といった形です。帰宅が19:30とすると、⑤の猫と遊ぶに行きつく頃には23時になります。ピアノに関してはかれこれ25年続けてきた、「自分の生き様」、といっても過言ではないものです。

それに去年から、⑥番目にSTの勉強が加わりました。なので平日はくたくたの状態での勉強です。

上記表題の本の内容として、最も強調されていたのが、”一日のスケジュールを書いて、無駄と思うものを排除し、捻出した時間を勉強に充てる”事です。

また、友達とSNSのやり取りや、漫画や映画、ゲームなどの娯楽は排除の対象とされていました。

この部分は「んー・・・・無理」でした。

恐らく、仮に作者の池田潤さんに私がコーチングしてもらうとすると、ST資格取得まで、ピアノの練習は排除対象とされるのかな、と感じました。

しかし、お酒やパチンコはしませんし、友達とも全くと言っていいほど遊んだり話したりしていない私にとって、①~⑤のルーティンはどれも外せないものとなっています。

しかし、この本の内容はどれも合理的で、その通りだと思うことばかりだったので、どうにか”良い所取り”が出来ないか考えてみようと思いました。前提として、大阪医専に入学してからの生活スタイルについてです。

 

1.運動について

本書では運動が勉強するための重要な要素とされていました。外を歩いて日光を浴び、セロトニンの分泌を促す。あるいは腕立て伏せや腹筋運動をして汗を流す、などです。勉強するために長時間座るのも、体力が必要で、勉強の効率化を図るには、運動はかなり重要な要素となるそうです。

私は根っからのインドア派で、走る時間があれば音楽を聞いて踊っているほうがまだ楽、という考えです。

しかし、それではセロトニンの分泌は絶望的になります。

そこで考えたのが、”通学は家から自転車で通う”ということ。朝日を浴びて登校し、帰りは夕日を浴びて帰宅する。”歩く”という行為には及ばないとは思いますが、自転車をこぐのも、良い運動かと思います。電車での通学はセロトニンの分泌は望めないと考えました。また、ピアノ以外にもドラムを嗜んでいて、それも良い運動になるのではないか。ツインペダルと言って、両足で交互にペダルを踏みバスドラムを叩く事が出来ます。それに加え、両手にはドラムを叩く貯めのスティックで、シンバル、スネアなどを叩きます。好きな曲で比較的激しめな曲に合わせながら叩くと、約30分でサウナに15分入った時と同等の汗をかきます。

2.時間の捻出について

電子タバコやYouTubeは確かに無駄な時間と思いますが、お酒などの娯楽を一切しない私にとっては、唯一と言っていいほど、息抜きの時間なのです。

ルーティンの時間でいうと約20分。まずは15分で切り上げられるようにしていき、最終的には10分程度で終わるようにしていきたいと考えました。

また本では触れていませんでしたが、食事を作る、食器を洗うなどの”第一欲求を満たす行為”は私にとっては勿体ない時間と考えてしまうほど、食事には執着がないです。”なんで人間って一日三食も食べないといけないのか?飲み物を摂取するだけで生きていければ良いのに”と本気で思っています。しかし栄養バランスは勉強を続けるには欠かせない要素なので、無碍には出来ない。

ひじきや里芋の煮物、納豆など、比較的保存が効くものを中心に調理、購入し、冷蔵庫に保存。帰ったらすぐに食べられるようにしていく。使用する食器も極限まで少なくして、洗い物の時間を1~2分程度で終わらせる。タバコのお供のコーヒーは牛乳ではなく、豆乳で割る。これでどうでしょうか。

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