【防災】簡単・手軽、今すぐできる家庭の防災(冬季編)
(全2,222文字)
皆様おはようございます。
本日は、不定期投稿している防災記事について書こうと思います。
テーマは、『冬の備え』についてです。
↓↓↓過去の防災記事はこちらにまとめております。どれも、ご家庭でできる簡単な防災について書いていますので、よろしければあわせてご覧ください。
特別な知識や準備は不必要、すぐにでも始められることに焦点を当てた記事にしたいと思います。何らかの足しになれば幸いです。
冬の防災
冬の災害にはどんなものがあるの?
まず思い浮かぶのは、雪や凍結に関連することだと思いますが、寒い地方にお住まいの方々なら、豊富な経験から色々な備えはされていると思いますので、釈迦に説法になってしまいますね。
ここでは、雪や凍結などに慣れていない方、普段あまり雪が降らない地方に長く住まれてる方を対象に書きたいと思います。
冬季に予想される災害
(1)大雪・寒波
【まとめ】
○いつ寒波が来て雪で流通がマヒしてもいいように、最低限の食料や水、生活必需品は一定量ためておく。
○いきなり大量に買いこむ必要はなく、いつもの買い物の量プラスちょこっとを続けるだけで備蓄は増える。
○賞味期限や消費期限に留意する。古いものから消化してゆくようにする。
○長期保存や耐久力の高いものは特に残り期限をチェックしておく。
普段、雪があまり降らない地方でも、雪が積もるほどの寒さがくることが稀にありますよね。東京でも何年かに1回はあるのかな。以前、都心のど真ん中に住んでいた頃、「え?こんなの降ったうちに入らんじゃん?」って思えるような雪でも、都心の交通はマヒし、スーパーやコンビニの棚の食べ物が品薄になったのを覚えています。
雪国地方の方は、毎年の厳しい冬に備えて、ある程度の食料や生活に必要な消耗品などの備蓄はされていると思います。ですが、雪に慣れていない地方の方は、そうでもないのかも知れません。
冬に限らずですが、いつ大地震が起こっても良いように、家庭での備蓄品を少しづつためておくのに越したことはありませんが、冬場は雪が大量に降っただけでいつも買えるものが急に手に入らなくなることもあるのを知っておくだけでも違いが出ます。
(2)冬場の道路は要注意
【まとめ】
○車のタイヤはスタッドレスタイヤに履き替えて置く。念のためタイヤチェーンもあると更に良い。この時、車の性能(特に四輪駆動)や、スタッドレスタイヤを過信しない。
○雪道は速度を出し過ぎない。ブレーキを踏んでも滑ってあらぬ方向に車がすっ飛んでいく。エンジンブレーキも急に利かせるとスリップの原因になる。また、上り道よりも下り道が危険。
○事故渋滞などに備え、燃料は常に満タンにしておく。
○エンジンが止まってしまっても車内で暖を取れる準備をしておく。毛布や暖かい服(厚手のコートなど)を余計に積んでおく。使い捨てカイロなども有効。できれば緊急時の食料・飲料水なども。
○渋滞で車が長時間同じ場所に停車していて、雪がその上に積もって排気ガスが逆流して車内で一酸化炭素中毒になる例もある。このような場合は定期的な換気や、マフラー周りの雪を部分的に除雪するなどの処置が必要
○長時間渋滞で同じ場所に足止めされることも少なくないため、携帯トイレなどもあると便利(特に女性や小さなお子様がおられる場合)
⇒ここに書いた内容をふまえ、車内に緊急時のためのモノを入れたボックスなどを積んでおくと良いと思います。
昔、九州の湯布院というところに住んでた時のことです。冬場は湯布院~城島高原~鶴見岳(別府側の入り口)あたりまで、大きな寒波が来ると簡単に雪に閉ざされます。こうなると、流通が停まるので、町内のコンビニの棚はすっからかんになります。
福岡方面や、九州外から温泉に入ろうと観光に来られた方々の車がよく立ち往生してるのも珍しくなく、急激に冷え込んでドカッと雪が降ると、超渋滞が発生します。
原因の大半が、ノーマルタイヤで無理をして立往生したクルマが道をふさいだり事故を起こすことが多いからです。(しかも、だいたい事故を起こしている車は四輪駆動車が多い…過信するからでしょうか)
地元の人間は冬になる前に必ずスタッドレスタイヤに履き替えます。雪が降る前提で準備を万端にします。最近のスタッドレスタイヤは性能が良いので、昔のようにタイヤチェーンを併用する必要はほぼ無いと思いますが、念のため私はスタッドレスに装着可能なサイズのタイヤチェーンも持つようにしていました。
最後に…
冬場に予想される大雪や道路の路面凍結などは大事故に繋がる恐れもあるので、十分な備えと安全に配慮したクルマの運転や計画的な行動が必要ではないかと思います。
また、これを言ってしまうと元も子もないのですが…
雪が降ってるとき、または、雪が降りそうな天気の時は、地元の人間は家にこもって、あちこち出て回りません(笑)
経験上、幹線道路は観光客の車でふさがってしまっていて身動きが取れないのを知っていますので…。なので、どの家庭にも最低限の食べ物や飲み物、暖房に必要な燃料や医薬品などの備蓄もしっかり行っています。
せっかくの休暇に実家に帰省したり、遊びに行こうとしているのに、積雪の影響で台無しにしてしまうのも勿体ないですから、できるだけの準備を万端にして出かけたいものですね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
年末年始のお休みは、冬の準備をちゃんとやって、楽しくお過ごしください。
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