センシティブな性格?
HSPの特徴である、繊細・敏感な性格について3つ例題を上げてみます。
1.外部からの刺激に対して反応しやすい。感受性が強すぎる。
音・光・匂い・味を強く感じます。
何かを落とした音に対して必要以上にびっくりします。
眩しい場所が極端に苦手です。香水の香りダメです、気持ち悪くなります。
カフェインに過剰に反応してしまいます。でも、紅茶が好きで常飲している内に平気になりました。むしろ、紅茶飲まないと集中出来ません。
2.人と一緒にいる事と疲れやすい。空気を察しすぎる。
相手の顔色伺います。ちょっとの変化が気になります。
怒っている・悲しそう・重たい空気が異常にわかります。
その場を何とかしようとして頑張りますが、自分が疲れすぎます。
3.心配性で考えすぎます。
不満があっても、言ったら相手がどう思ってしまうのか・ショックを受けるのではないかと気になって中々言い出せません。
自分の中に抱え込んでしまいます。ストレスを必要以上に感じてしまいます。
[対策として]
HSPは、元々内向的・神経質な性格とされてきました。繊細さ故に自ら表立って行動する事が苦手な方がほとんどです。
ストレスケアやメンタルコントロールはもちろんですが、根本的な対策が必要です。
それは、環境調整・対人関係の見直しです。
自分が落ち着ける環境にしたり、ストレスの無く付き合えるように自分の性格に理解を示してくれる人との時間を大切にしたり、理解が無い人との付き合いを減らしたりする事です。
他人を敬える人には辛い事に思えると思いますが、例えばダイエットをしている人の目の前に大好物のケーキをいつでも食べれる状態にして沢山置いています。
我慢出来ませんよね。これを我慢出来る意思力があるなら、そんな事をしなくても痩せられますし、わざわざダイエットをする事なく体重をコントロール出来ていると思います。
そんな事よりも、ケーキが無い状態にした方がはるかに成功率は上がります。他にも、同じ目標を立てている人と協力してやってみる事も効果的です。
まずは、自分にとって何が辛いのかを理解しましょう。そして、それに対しての対処法を考えましょう。
賑やかな場所がダメなら静かな場所、いきなり大勢の前で自己開示出来ないなら仲の良い人に打ち明けるなどです。
それをしたからと言って、みんなが離れていくわけではありませんしそれで離れてしまう人と今後も自分に無理をして仲良くしていきたいかは別です。
何より、全員が敵にはなりません。絶対に味方はいます。また、自分に理解と興味を示してくれる人が新しく現れるかも知れません。
「自分が頑張れば良い」と思っていても、自分が頑張っても壊れてしまったらそれを保つ事も出来ません。
まずは自分を大切にしてあげましょう。
私達が苦手は【ありのままの自分を認めてあげる】技術で、
セルフコンパッションというものがあります。
どうすれば現状を変えられるのか、一緒に考えていきましょう。