クラウド家計簿は安全ですか?
婦人之友社では、kakei+のことを「クラウド家計簿」と呼んでいます。クラウドという言葉をよく耳にする方も、あまり聞いたことがない方もいらっしゃると思いますが、これは今までの家計簿ソフトとは何が違うのでしょうか? また、クラウドのサービスは安全なのでしょうか?
クラウドとは?
クラウド(クラウド・サービス)とは、「データやソフトウェアを自分のPCやスマホなどに保存しなくても利用できるサービス」です。クラウドと呼ばれるようになったのは、一説には「インターネット(雲)の上に置かれているデータやソフトウェアを利用していることから、クラウド(cloud=雲)と呼ばれるようになった」といわれています。
クラウドサービスとして、みなさんがよく利用されているものに、GoogleのGmailやMSNのHotmailなどのメールサービスがあります。ひと昔前なら、パソコンにインストールされたメールソフトを使ってメールの送受信をするのが普通でしたが、近頃は、Webブラウザ(インターネット閲覧ソフト)を介してメールを利用されている方も多いのではないでしょうか?
kakei+もクラウドのサービス
kakei+はクラウド上のサービスであり、アプリではありません。Google ChromeやMicrosoft EdgeといったWebブラウザから利用します。kakei+のデータやプログラムは、ユーザーのPCやスマホにインストール/保存をする必要がないので、
「いつでもどこでも使える」
「スマホやタブレット、PCで使える」
「自分の端末が壊れてもデータが失われない」
など多くのメリットがあります。
【kakei+の推奨環境】
Microsoft Edge 最新版 / Google Chrome 最新版
Mozilla Firefox 最新版 / Safari 最新版
iOS 11.3 以上 / Android 5.0 以上
*「Internet Explorer」はサポートされていないブラウザのため、文字や数字が入力できない、動作に時間がかかるなど、正常な利用ができないことがあります。Microsoft Edge、もしくは、Google Chromeをダウンロードしてご利用ください。
*らくらくスマートフォン、かんたんスマートフォン、シンプルスマホなどをご利用の場合も、推奨環境は上記と同様です。Androidのバージョンが5.0以上であることと、Google Chromeがご利用可能かをご確認ください。
一方、インターネット上のサーバーに情報が蓄積されるため、kakei+に興味を持たれた方から「情報の漏洩があるのでは?」、「他の場所でデータが使われるのでは?」という心配の声が寄せられることもあります。
婦人之友社がクラウド家計簿をみなさまにお届けするにあたり、特に気をつけたのは、「いかに安心・安全なデータ管理ができるか」です。サービスを提供するサーバーへのハッキング等に考慮して、第三者がまったく入れないようにセキュリティが設定されています。また、クラウド上のサーバーとの通信は暗号化されています。また、「婦人之友社が個人の家計データを見ることができるのではないのか?」という懸念の声も寄せられていますが、家計簿のデータに関しては、スタッフでも見ることができず、外部も含め、閲覧不可能なデータとして扱っていますのでご安心ください。
一般には、金融機関などとデータ連携をし、さまざまな機能をより便利に使えるアプリもありますが、現在の仕組みはあえて、みなさまからお預かりするデータを、婦人之友社が管理するサーバ内で完結する体制としました。
アカウント情報の管理にご注意を
その一方でアカウント情報(メールアドレスとパスワード)についてはユーザーご自身で管理をお願いします。職場や図書館など、公共のパソコンを使用してログイン情報を残しますと、不特定多数の人が閲覧できてしまう可能性があります。
サービスがどの様な仕組みで提供され、自分のデータがどのように扱われているかを知ることで、安心/安全に使えるようになると良いですね。