5歳児と母子10日間の旅
2022年4月27日
いよいよスタート、母子10日間の旅。
最近は週末1泊で近場を旅行していた。
やはり1泊だと、どうも「旅」ではない気がする。
今回事前に決めたのは行き先だけ。
北海道の旭川。
目的は旭川にある星野リゾート運営のホテル
OMO旭川にあるペンギンルームに泊まること。
大のペンギン好きの娘とだいぶ前から約束をしていた。
こういう約束事は必ず叶える。
とはいえ、星野リゾートさん。
GWとなると値段は跳ね上がり3万円〜
1日の予算を1万円以内に抑えている私たちの旅では到底叶えられない
贅沢な旅になってしまう。
という理由で少しずらして行ってきます。
朝8:30
朝食を食べ終え一通りの家事をこなし
さぁ、荷物の準備。
出発は9:00
荷物は毎回出発の直前にするのが我が家流。
普段から少ないモノで生活しているからこそ
前日まで洗濯していたものを持っていったりもする。
多くの人は当日、しかも30分前からなんて準備しないだろう。
メリットとしては
「気が楽」
これに尽きる。
あれこれ考える必要がないから
必要なものを必要なだけ詰めるだけ。
まだ寒さの残る4月末の旭川。厚手のジャンパーを入れても
リュック一つに収まってしまった。
ついでに忘れてはいけない。
残された夫へのメッセージ。
自宅から最寄駅までタクシー。
それから電車で羽田空港に向かった。
比較的空いている空港。
ずらし旅のメリットはどこも空いているということだろう。
WEBチェックイン機でチケットを発券しすぐに保安検査に向かう。
羽田空港ANA側のAとBのレーンは最新機材を導入しているため
手荷物検査がとても楽だ。
早く全てのレーンに導入してほしい。
検査を終えるとWhillという電動車椅子の進化版とも言える機械があった。
誰でも乗れるということで、3台あるうちの1台に乗ってみた。
子どもでも乗れそうと思ったら140センチ以下は乗れないらしい。
普段と違った景色。
車椅子の人はこの景色を眺めているんだろうなと不思議な感覚。
ふと思った。
わたしの父は足を悪くして1人で歩行が困難なレベル。
しかし自分で歩きたいがために車椅子には乗らず
ゆっくりでも自力で歩いている。
足を悪くして遠出をすることができなくなった父。
これなら空港でも安心して1人で移動ができそう。
妊娠中だったり、体調悪くてしんどい人にも良いサービスだろう。
今は認知度が全くないためが道ゆく人が
じーっと見つめてくる。
認知度が上がれば気軽に使える優秀な機械なのに。
日本の技術を海外の方に広めるのにも空港に置くのには意味があると感じた。
続いてラウンジへ。
時間がなくドリンク1杯のみ。
そういえば移動で疲れて飲み物を飲むのすら忘れていた。
そして今日は朝からなぜは頭が痛い。
こんな日に限って天候調査が入っている。
飛ぶだろうとは思うがどうか揺れないでくれ。
願うばかりだ。
ギリギリゲートに着くとまだ搭乗は始まっていない。
予定より15分遅れて出発。
気流の関係で揺れが予想されますよアナウンスされ
わたしはそのまま眠りについたようだ。
どうやらやはり体調が思わしくない。
娘は5歳になったし、1人で飲み物をお願いすることもできる。
こんなときに成長を感じられる。
13:10 旭川空港着
機内で朝焼いたパンをほうばり、眠りについた。
急な揺れで飛び起きた。
まるでジェットコースターのように捕まっているのに必死なくらい揺れている
機長も「揺れておりますが運行に影響はありません」何度も聞いた。
到着と同時にすぐに横になりたいくらい身体はふらふら。
すぐ出発するバスを見送ってしまうと次は3時間後。
どうしても乗ろうと意を決して乗った。旭川駅まで40分。
バスは補助席を使うほど混雑していた。
娘とは離れた席になってしまった。
ちょっとは寝れるかな。
14:00旭川駅着
風が強い。
ホテルまで徒歩3分ほど。この3分が遠く感じた。
娘の手を繋いで必須に歩いた。
14:05 ホテル着
チェックインしようとすると15:00からと一旦断られたが、体調が悪いので横になりたいと伝えるとすぐに部屋を用意してくれた。
本当にありがたい。1泊5,000円で朝食付き。5歳は添い寝無料だが、朝食はベット800円。
駅前に新しくできたホテルアマネク旭川。新築で2年未満。展望大浴場もあり。
ダブルとツインツームだ同じ値段だったのでツインルームに。
蹴られずに寝れる幸せを噛み締めます。
15:00 部屋で休む
1時間ほど横になって休んでいたらだいぶ回復。さっぱりするために大浴場に行った。貸切りで最高。娘は1人、部屋でテレビを見たいというので置いていった。この先、こうやって旅にもついてきてくれなくなるのかも。と思うと小さい頃からたくさん旅に出ておいて本当によかったと思う。悔いは一切ない。
けれどもこれからも、ついてきてくれるなら、いやと言わない限り誘ってみようと思う。いつ離れるかわからないその手を握っていられるのはごくわずか。
悔いのない育児で締めくくりたい。それには旅が必須だと思う。
17:00 外出
やっと外に出た。すぐ近くのフィール旭川というデパートの中にあるもりもりパークがいいよ、と夫から聞いていた。
実は夫と娘はふたり旅で去年の夏に旭川を訪れている。
その時に訪れた場所だ。
予約して1時間遊んだ。たまたまなのか貸切。
家具の街、旭川を象徴するような木のおもちゃばかり。
そんな施設が無料で利用できるなんて、ありがたすぎます。
18:30 夕飯
ご飯を求め駅前のイオンへ。
娘に聞くと「うどんが食べたい」というのでイオンのフードコートならあるだろうと思った。
案の定はなまるうどんがあった。
わたしはまだ吐き気が完全に落ち着かないので食べるのを止めようと思ったが、うどんなら入るかもしれないと娘と一緒にうどんを注文。
恐る恐る食べてみると案外いけた。
旅の初日に全国チェーン店に行くなんてあり得ないという声が聞こえてきそうだが。
旅は体調が最優先。
ムリはせずのんびり行きます。
続く。