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パスタ レシピまとめ

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パスタ レシピまとめです。
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マルチェッロのため(?)と物価高対策の日伊合作手打ちラーメン

マルチェッロは今高校2年生。 小さい頃から日本の漫画やアニメが大好きで、大の日本贔屓。片言の日本語も話す。 2、3年前クネアツに登るロープウェイの中で、お調子者の弟のマルコを横目に、私に向かって 「カ・レ・ハ・バ・カ・デ・ス」 と言う。 それまでイタリア語で話をしていたのでいきなり日本語に切り替わった会話を理解するのに一瞬時間がかかったが、十分通じる日本語だった。 マルチェッロの大好物は「ラーメン」 パオラもマルチェッロはラーメンが大好きなのよ、とよく言う。 そう言われ

ミラネーゼとプリエーゼ、オレキエッテ・コン・チーマ ディ ラパ

今週から冬時間。 大好きな冬野菜チーマ ディ ラパがメルシェに出回り始めたので、「オレキエッテ・コン・チーマ ディ ラパ」のレシピを書きましょう。 プーリア州を代表するパスタに耳たぶの形をしたオレキエッテというのがある事は でも書きましたが、そのオレキエッテのレシピの中でも最も有名なのがこのオレキエッテ・コン・チーマ ディ ラパ 日本で言うと菜の花に似たチーマ ディ ラパという野菜ともっと簡単なパスタレシピについてはこちらでも書きましたが 「タミーのチーマ・ディ・ラパのパ

アンナリータと夏のミラノ。プールサイドで仕入れたレシピ「愚か者のパスタ」オレキエッテ・アッラ・ミンキアータ

今週から仕事を再開している人も多いはずなのに、まだ、ミラノの街はまだなんとなくバカンスムードで、時間の流れ方が鈍い感じがする。車も人もまだ少ない。 来週になるとリラックスした感じの日焼けした人達でいつも通り街は賑わうのでしょう。 *** 「オレキエッテ」とはプーリア州(長靴の踵)名物の耳たぶ型のパスタ。 「ミンキアータ」とはイタリア語を知っている人ならギョッとする様な、特に南イタリアで使われるスラング。意味の詳細はレシピの後に書きますが「馬鹿」とか「アホ」の様な意味で

暑い日向けパスタ ミントとアーモンドのペーストとロックダウンのミラノ脱出

今年は北イタリアは雨が多く、気温も30度を超えない日が多かったのですが、ここ一週間だいぶ気温が上がりました。 5月ににわとこの花のレシピをご紹介した時に。実のなる季節になったら、にわとこの実を取りに行って、にわとこの実のジャムのつくり方をご紹介すると書きましたが、気温に負けて出不精になっています。こんな陽気に町のハズレまで出かけるなんて大変すぎる。。。 夏の定番パスタというとNo.1はこちらですが、今回紹介するミントとアーモンドのパスタもなかなかです。 https://n

「イカしたパスタ、カラマラータ」=イカ型パスタのイカパスタ。言葉の遊び、視覚の遊び。

#創作大賞2024 #レシピ部門 #応募 アイテム別に目次を作ってみたら、自分の食傾向を再認識することになった。 魚料理はイワシばかり。好きだし、安いし、健康にも良い。。でもそのうち別の魚の料理も載せます。 パスタはスパゲッティーやリングイーネなどの麺類ばかりで短いパスタを使っていない。。。 そこで麺類ではないパスタ料理を一つ。 一見ゴージャスですが、ごく基本的な作り方の簡単なパスタです。 イカを捌くのが面倒な時はイカリングを買ってきてもOK。 ***** 美術大学時

エマヌエルのちょっと特別なサルビアのパスタをレリチの友人宅で作る。

#創作大賞2024 #レシピ部門 #エッセイ部門 家に常備している少数の材料で簡単に出来るのに、ちょっとスペシャルな味のパスタです。 これは英国人デザイナーのセバスチャンのフランス人の奥さんのエマヌエルのインスタグラムの写真を元に想像したレシピです。 ***** タミーと私は時々レシピの交換をする。 一昨年、タミーとエンリコのレリチの新しい別荘に招待された時の事。 「こういうレシピを仕入れたのだけど、なかなか美味しいよ。」と話しをした直後に、隣町に住んでいるアンナおば

パレルモ風イワシのパスタとジョバンニ宅のランチ

#創作大賞2024 #レシピ部門 #応募 先々週家の下のメルシェで珍しく「幻の野菜・野生のウイキョウ」を見つけたので、このレシピを投稿することにします。 ステファニア・ジャンノッティのレシピ本「粉砂糖」(邦題:イタリアを食べる 人生を彩る食卓とレシピ)ではこのレシピの紹介はこんな文章で始まる。 *** パレルモ風イワシ入りソースのパスタ 「それは生まれたところで、自然に育つ。人が空腹を覚えるように、愛を感じるように自然なこと。雑草のようにのびのびと、田舎の少女の瞳の

シチリア風ポーク・ミートソースとクロちゃんと雲に隠れる夜半の月

久しぶりにクロちゃんがミラノに遊びに来るという。大学生の息子さんと一緒に。 息子さんと一緒?つまり若い男の子?いや食べ盛りの青年?それじゃ、お肉料理かな?と思ったら釣り好きでお魚も好きとのことでメニュー決定は更に迷走する。 色々何にしようかと考えた末、プリモは失敗がなくて、でもちょっと捻りのあるこのシチリア風ポーク・ミートソースにした。 困った時、迷った時にはこれ!というジョーカーのようなパスタ。 日本で一般的にミートソース、つまりイタリアでボローニャ風ラグーと呼ばれ

最高のスパゲッティ・アッラ・カルボナーラとソフィーを取り巻く男性たち

お米料理が続いたのでイタリア料理のレシピ集らしくパスタのレシピも。 と、誰でも知ってる人気カルボナーラのスパゲッティについて書きましょう。 *** 数年前、学生時代の親友の娘の宙ちゃんがミラノに遊びに来てうちに滞在した3日目に「カルボナーラが食べたい。」と言う。 「へっ?カルボナーラ?」と不意をつかれた気分だった。 国際的に有名なローマ料理(発祥は正確には不明で、北イタリアのブレシア県で生まれたという説や19世紀前半にナポリで生まれたなど諸説あり。)炭焼き人のパスタ、

100%家庭料理! 簡単ヘルシー、タミーのチーマ・ディ・ラパのパスタと初対面のミラノのレントゲン

ミラノはもうすっかり冬到来!という感じ。 待ちに待ったチーマ・ディ・ラパの季節です。 チーマ・ディ・ラパとは蕪の葉という意味ですが、日本ではターニップトップとも呼ばれて種が売られているそうです。日本の菜の花に似ている野菜です。 ターニップトップや菜の花の大量入手が難しかったら、カーボロネロなどの濃いめの味の緑色野菜でも代用可能です。もしかしたら、ほうれん草でも美味しいかも。 当然、使う野菜により味は変わります。 チーマ・ディ・ラパは冬が旬の野菜なので我が家の下のメルシ

原点となったステファニアのチェーナ、レシピ本「粉砂糖」とアマトリチャーナ風パスタ

https://cucina-kajorica.blogspot.com/ イタリア生活の最も楽しい事の一つに自宅でのチェーナ、つまりホームディナー、夕食会がある。 東京だと町が大きすぎて郊外に住む友人の家に町の反対側から行くのは大変だし、家が狭かったり、散らかっていたりで人を自宅の食事に頻繁に招待する習慣のある家庭は少ないと思う。 家での会食はイタリアの国民的楽しみと言っても過言ではなく、そんな習慣があるからこそインテリアや家具デザインも世界でも一流のものになったのだと

マウリッツィオ・ママのレモンのパスタとミラノ最初のボロアパート

レシピは文末です。 ブログページ:https://cucina-kajorica.blogspot.com/ インスタグラム:https://www.instagram.com/cucina_kajorica/ このレシピは我が家の夏の定番メニューになってから30年以上経つ。 食にコンサバで伝統的メニューに独創的な香草一つ加えただけで「この料理にこんなものは入れない!」と目くじらを立てるイタリア人でも(最近は減ったが昔は多かった)大抵は美味しい、興味深い取り合わせだとい