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「見る」ではなく、「観る」でありたい
「見る」と「観る」の違いについて以前、blogにて「写真」と「画像」の違いについてを私なりの視点で書きました。 まだ見てない方はこちらから。 https://takanorikajiwar…
完璧な瞬間よりも価値あるもの:不完全な写真と予期せぬ美しさの探求
はじめに
現代ではカメラの技術革新(オートフォーカス性能、追尾性能、イメージセンサー性能など)のおかげで誰でも美しい写真を撮ることができるようになりました。なんせスマホでも気軽で綺麗な写真が撮れる時代ですから。
本当、フォトグラファーの存在価値ってなんなのだろうって考えさせられます。
「誰でも撮れる美しい写真」を撮りたい場合は、以下について読む必要性はないかもしれません。
「自分にしか撮れない
芸術家として生きるということ:画家今井繁三郎さんに触れ(山形県鶴岡市羽黒)
初めに今回の主役、今井繁三郎さんについて
今井繁三郎は、1910年に山形県東田川郡羽黒町(現在の鶴岡市)で生まれた日本の画家です。
彼は山形県立鶴岡中学校(現:山形県立鶴岡南高等学校)を卒業後、上京して芝絵画研究所で学びました。その後、尾口古典研究所で油絵の古典技法を学んだこともあります。美術雑誌「美之国」の編集に携わり、自由美術家協会の創立にも参加しました。また、第二次世界大戦中は従軍画家とし
「自分にしか撮れない写真」とは?
自分にしか撮れない写真ってなんなのか?
結構考えた(っていうか今の考えている)
少し、話はズレるが、自分は肩書きを持つ事に興味は無い。でも、「写真家」という肩書きだけは持つようにしている。
いきなり矛盾しているが、何故「写真家」とだけは肩書きを持つかと言うと、写真を撮るという行為だけは、人生を通して死ぬまでやろうと決意したからである。
自分の活動期間が一生であると決めた以上、一生を賭けて冒頭
「見る」ではなく、「観る」でありたい
「見る」と「観る」の違いについて以前、blogにて「写真」と「画像」の違いについてを私なりの視点で書きました。
まだ見てない方はこちらから。
https://takanorikajiwara.com/blog/waht_photograph
前回にも繋がる内容になりますが、今回は、「見る」と「観る」の違いについて書いてみようと思います。
私は、普段から「観る」に拘り、「見る」にならないように
改めて「写真」というものを考える
自動生成AIの進歩2023年。
昨今の自動生成AIテクノロジーの進化によって、複雑でリアルな精巧画像が誰でも気軽に生成できる時代が訪れています。
連日のようにSNSでは多くのリアルな画像が乱発され、リアルとフェイクの境目もよくわからなくなってきています。
ChatGPTの出現により、ホワイトカラー従事者の方々が注目をし、人によっては危機感を感じるように、Midjourneyなどの自動生成AIの