保護者が学校に依頼したいことを明確に示せば手間が減るかも・・・
ついに新学期が始まりましたね。
うちの小3長女はゴールデンウィークぐらいまでは大丈夫なんですが、また何を言い出すかわかりません。
小学校入学までの3年間は自由のびのびとした「森のようちえん」にいたので、長女は自分の気持ちにとても素直に育っています。
長い目で見たらもちろん「森のようちえん」で良かったんですが、日本の公立の小学校とのギャップが大きいです。
3年になってようやく学校に馴染んできたような。。。
で、何を言い出すのかわからないのです。
過去には
「学校にはやりたいことなんかない、マシなもん選ばされてるだけやし、ジャンケン負けたら選んでもないんや」と言ったり、
ちょっとトラブルがあった後に先生と一緒に家まで謝りに来てくれた子供に「許さん!」と言ったり
従来の価値観をもつ大人(担任の先生)を困らせてきました。
私には長女の主張が本質をついているようにみえているのですが、1人で30人の子供を管理しなければいけない集団生活では長女は面倒な子どもなんじゃないかなとも思ったりします。基本的には大人が扱いやすいおとなしい子供ですが、誰にも支配されたくないんだろうなと感じています。
だから3年生になって長女が円滑に学校生活を送るために、新しい担任の先生にも伝えておかなければいけないことはなんだろう??と考えています。
学校の先生はとても忙しいので手短に済むように長女の取扱説明書のようなもの作ればいいのかな・・・と思っていたら、こんなものを見つけました。
「学校への依頼文」
ザクっとですが、この依頼文にチェックできる「学校に対しての要望」は以下の通りです。保護者の要望を書き込める記入欄もあります。
・出欠の連絡方法
・登校のときの配慮してほしいこと
・授業のプリントの受け渡し
・出席認定や通知表について
・給食費、教材費
・PTA活動について
すげーーー!!
もっとかっこいい感想を探したのですが、すげーしか出てこなかったです。不登校や学校行き渋り、我が家みたいなハイブリッド登校、毎日学校に行かない家庭に必要なほとんどの連絡事項をスムーズに先生にお伝えすることが出来ます。
先生も家庭がどうしてほしいのかわかっていれば、全ての希望には添えないこともあるだろうけれど、同じ方向をむいてくれるんじゃないかなと感じています。
それで、すげーーーー!!って思ったのです。
学校だけが子供を育てるのではない、親が学校を利用して子供を育てる。
よく考えたら、みんな同じことを依頼したいわけじゃないんですよね。オンライン授業に対する考えだって色々あります。
とりあえず学校に預けたらそれでオッケーって感じではなくなるけど、不登校でもそうじゃなくても、流行り病で休校になっても、保護者が子供の意思を汲みとった上で学校にどうしてほしいのかを事前に考えていて、ちゃんと示すことが出来たら、みんな無駄な手間が省けて、150年変わっていないらしい学校のシステムも変化するかもしれないと感じました。
ちょっとずつだよね。
とりあえず学校依頼文を参考にして、新しい担任の先生にお伝えしたいことを紙に書いてみようと思います。
家庭訪問のときに渡そっと。