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アニメから学ぶ
日本のアニメは世界でも大人気なのはご存じのとおりですが、フィリピンでも日本映画が続々と公開されています。ワンピース、スパイファミリー、コナン、ドラえもん、呪術廻戦、ハイキュー、クレヨンしんちゃん、スラムダンク、すずめの戸締りなどなど、これまで多くのものが公開されています。
そんなアニメ(漫画)からも、学べることはたくさんあるのは、いまやみなさんご存じのとおりですが、私が気になったものをいくつかご紹介します。
*一部ネタバレありです。
昨年の一時帰国中に息子とドラえもんの映画「空のユートピア」を観に行きました。
空のユートピアに行くと「パーフェクトな人間」になれるというストーリーなのですが、ドラえもんが
「僕はパーフェクトになりたくない。だって、それが僕だから。」
と言いました。パーフェクトになると、その人らしさが失われるというところでのこのセリフ。とても胸に刺さりました。
また、最近?流行りのスパイファミリー(息子も大好き)でもこんなセリフがありました。疑似家族で妻を演じるヨルに、夫のロイドが言ったセリフです。
「妻はこうあるべき、親なんだから、とか。もちろん 理想を追及して努力することは素晴らしいことです。でもそれに縛られ過ぎて自分を見失っては上手くいくものもいかなくなったりする。 ~中略~ なのでヨルさんもそのままでいてください」
このふたつは個人的に特に共感が強かったものです。「パーフェクト」と「理想」は少し違いますが、そしてそれを目指して努力をすることも素晴らしいですが、それに「拘りすぎ」たり、「縛られ(る)」たりすることは、自分自身や周りを苦しめることにもつながりかねません。
バランスが難しいところでもありますが、あくまでも「理想に縛られずに、理想からも自由でいること」が大切ではないかなと考えています。
ちなみに、ONE PIECEの主人公ルフィはこんなことを言っていました。
「支配なんてしねぇよ。この海でいちばん自由なやつが海賊王だ」
と。
理想に縛られず、理想からも自由になろう。