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とうとう!!家事代行サービスを体験しちゃいました!!!!
何度も挫折しそうになった
家事代行さん探し
初めて“家事代行さんにお願いしてみよう”と決意してから
もう どのくらい たったのかしら。(ヨシタケシンスケさん風に)
1社目は、“お試しプラン2時間”
どんな人が来るかはお楽しみ。
献立は、5品決められているもの
という条件。
うーん、献立決まってるのはなんとなく面白みに欠けるけど
入門編としては良いものなのか。
悩んだ末、お申し込み!!
しかーーーーーし!!!
“手配中です”“なかなか見つからない状態です”“今回は手配できませんでした”
という流れが3回ほど続きました。
むむむ…最寄りから徒歩15分、またはバスで7分。
ハードルが高いのか。そりゃ暑い中、来るのが億劫にはなるよねぇ。
気を取り直して2社目。
金額が…た…高い。1時間あたり4000円〜
個人事業主さん、または会社の派遣スタッフの方が登録しているマッチングサイト。
プロフィールも充実しているので、どんな方が来てくれるのかわかりやすい…ものの!!!笑
え、このアイコン写真アンドロイド?AI??
え、男性スタッフのアイコンなのに、女性スタッフがお伺いしますってどゆこと?
うーーーん、アイコン写真の雰囲気が…暗い…なぜこのお写真を使ったんだろ…などなど
“おぉ、この方良さそうだからお願いしよう!”と即決できる方が見つからない。
私自身の抵抗感から来る“警戒メガネ”
でプロフィールを見てしまう状況から、誰も選ぶことができず。
ぜぇぜぇ、はぁはぁ、家事代行さんに来てもらうのって…こんなにシンドイのか!!!!←極端だし、そんな事ないはず笑
ついに辿り着いた!!!
3社目。やっとやっと!!!
私が以前お世話になっていた家事代行サービス会社さんに辿り着く。
利用者側のアカウントを作成し、身分証や顔写真の提出、会社側の審査を経て登録完了!
いざ“家事代行さん”探し。
時間帯や、料金、プロフィールからはお人柄や経歴、口コミ等をじっくり読み読み。
“この方にしよう”と決めることができました。
申し込みが完了し、予約成立。
事前メッセージのやり取りがスタート。
予め、家族構成やアレルギーの有無はこちらのプロフィールでお伝え済みだったので、
・家事代行サービスの依頼は初体験だということ
・どんな食材を用意すれば良いかという質問
この2点をお伝えして返信を待ちました。
が…
待っても待っても返信が来ない…
予約から2日経過。当日まで後2日。
ソワソワ…
まぁ、まだ日数あるしね。
そしてとうとう迎えた前日午前!!
流石に心配になり
“明日は大丈夫そうでしょうか?”と我慢できずにメッセージ送信!笑
すると、午後に返信がキターーー!!ホッ。
どうやら、お相手のメッセージが送信できていなかっただけだったそう。もぉ…もっと早くメッセージすればよかった!笑
“ランダムに食材を用意していただければOKです”
“リクエストがあればお伝えください”
とのこと。
おぉ!!材料初見でメニュー構成ができる!
かなり経験を積んだベテランさんだというのが伝わってくる。
“なんでもOK”は、好きなものを購入すれば良いとのことだから気楽ではあるけれど。
“家事代行初心者”さん、または“料理初心者”さんにとっては、
“えぇぇえ一体何をどのくらい買えば良いんだろ、何をリクエストすれば良いのかな??”と迷ったり、困ったりする方もいるかも。
【家事代行初心者さんの場合は、様子を伺いながら親身に細かく状況やご希望をリサーチ】
【メッセージのやりとりは可能な限り迅速にこまめに】(家事代行業務に役立ちそうなポイントを太字で記していきます✏︎)
“食材は自由に購入OK”と、頼もしい家事代行さん。よーーーし!お買い物に行くぞー!と、夕方のスーパーへ。
鮭・豚肉・鶏むね・鶏ひき肉・合い挽き肉・鮭・ベーコン・ハム・ツナ缶・卵・カニカマ
キャベツ・ほうれん草・小松菜・人参・玉ねぎ・じゃがいも・しめじ・えのき・れんこん・なす・ピーマン・トマト缶。
調味料は結構揃っている…はず。
いよいよ明日!!となった時に
見えてきたものとは。
食材購入を終えて直面する
“自分ではない誰かが我が家のキッチンで料理をするということ”。
あまりにも日常、当たり前のキッチン。
ちょっと俯瞰してみる。
壁や引き出しの中、冷蔵庫の中。
汚れや賞味期限切れのもの、使っていない調味料や、何があるのか見にくいパントリー。
すっっごく気になり始める。
“これじゃー料理しにくいわ!!”って、どこの角度からかわからないツッコミを一丁。笑
【お客様は、私たち家事代行サービスが料理しやすいように、冷蔵庫やパントリーを見やすく使いやすくして下さっている】という事実に、心がじわーーーーんと温かくなる。感謝です…
少しでも作業しやすいキッチンを!と
できる準備はしておきたい。
余計なものは断捨離してスッキリ
冷蔵庫の掃除、調理スペースの確保
アルコールやペーパー類の補充
パントリーの食材は見やすく立てる
少なくなった調味料類の補充
などなど。
これはなかなかの大仕事。
スッキリしてなんだか心地よい。
さぁ、準備は整った。
あとは家事代行さんをお迎えするだけだ。
迎えた家事代行サービス当日。
当日の予定時刻13時の数分前に
“ピンポーーーン”。
き、き、きたーーーーーー♡
どんな方なんだろう…ドキドキ。
ドアを開けると
こんにちはー!!!と明るくて素敵な家事代行さんが立っていました。
第一印象に“よかった、ホッ”という安心感。
【やはり家に招き入れる側のお客様は、緊張感がある。家事代行さんの第一印象ってとても大事。弾けすぎないちょうど良い明るいご挨拶は意識したい。】
手早く身支度を済ませてヒアリング。
子供の年齢、食べ物の形状、味付けの好み、リクエスト、苦手なもの。
質問等にも快く答えてくれました。
メッセージのやりとりがシンプルだったのは、
お伺いする前のやり取りを面倒に感じるお客様も多いので、とのこと。
テキストのやり取りでは感じ取りにくいことなどもあるので極力シンプルに、を意識されているのだそう。
作業開始♡ワクワクが止まらん
諸々の場所をご説明します。
ゴミの分別、スポンジは何用なのか
まな板の種類。ざっくりお伝えした後は、在宅しているのでその都度わからないことは確認して頂く。
【在宅といえど、お客様に何度もお聞きするのはお手間をおかけするので、ここでしっかりと説明を聞く!わからないことは先に確認しておくことを心がける、忘れん坊さんはメモ必須!】
材料を並べてインスピレーションタイム。
家政婦の志麻さん、たった1〜2分で数十品の料理をイメージできちゃうんだから凄い!!!
ユーザー側は“何をイメージしてどんな料理を作ろうとしてるんだろう♡”とワクワクが止まらない笑
調理が始まり、私はリビングのデスクでお仕事。
“家事代行サービスをやっている”という素性は明かさないつもりで、偵察。笑
やはり興味が沸いてしまって、色々と質問してしまう笑
家事代行サービスを始めて2年半、栄養士さんで、高齢者向けのお料理教室をされているそう。
え…もっと話聞きたい笑
ユーザー側の視点になってみると
【質問をした時に、快く返答してくれるのが嬉しい】やはりどんな方なのか興味湧きますしね。
ただ、作業のお邪魔にならないように気をつけなきゃ…なんて自制しました笑
トントントントン…包丁✖️まな板の
なんとも心地よい音。
我が家では、基本料理担当は私だけなので
このような非日常現象は起こりません。
こりゃいいわ♡
ジューーーーッと何かを炒めたり焼いたり。
良い匂いがしてきたりして
それだけで“幸せ”感じちゃう。
出来上がったお料理が並べられてゆく。
彩もよく、美味しそう。
わーーーこれは有難いなぁ。
時々会話を挟みながら
しっかりと作業も進めてくださる家事代行さん。
全8品が完成し、並べられました。
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揚げ蒸しなすのひき肉餡
鮭の南蛮漬け
ピーマンの肉巻き
お野菜たっぷりのミートボールのトマト煮
鶏むねと蓮根の煮物
三色ナムル
小松菜とツナの和え物
カニカマ入りのポテトサラダ
ベーコンとキャベツのスープ
美味しそう〜♡
これは嬉しい!!!!!!
キッチンも綺麗にお片付けして下さり
初めての家事代行サービス3時間が終了。
とても良い時間を過ごせました。
家事代行サービスをお願いして感じたこと。
*この人にお願いしたい!という人を見つけ出すということがどれだけ大変かということ。
【家事代行サービスさん側は、まず入口の“プロフィール”に全力投球!アイコンの写真、自分の得意料理、なぜ家事代行サービスを始めたのかなどのお人柄が伝わるようなちょっとしたエピソード、お客様へのメッセージなどなど、“この人ならお願いしてみたいな”と思っていただけるようなプロフィール作りましょ!】
*お家に人を入れる、キッチンで料理をしてもらうという事のハードルの高さ
【お客様は、そのハードルを乗り越えて依頼してくださっている事に感謝しましょ!それが意識できれば、選ぶ言葉や対応も、寄り添えるものになるはず!】
*初めまして同士のやり取りは、安心してもらえるような心がけを
【やり取りが忙しくて面倒、しっかりとやり取りして不安を解消したい…お客様によって様々です。何をお求めなのかをヒアリングしてベストな対応を!あくまでもお客様目線で。】
*お人柄はお料理を美味しくする調味料
【誠実に・寄り添い・喜んでもらえるような…家事代行サービスをお仕事にする人は、きっと備わっているものだと思います。でも、より心がける事で、料理をさらに美味しく感じていただけるものだと思います。逆も然り…せっかく美味しいお料理も、上記を心がけずに提供してしまうと味の価値が半減してしまうこともあるはず。】
家事代行サービスとしてお仕事をしていて
なぜ今まで“ユーザーとしてお願いする”ことが思い浮かばなかったんだろう…
ネイリストさんが他店でネイルをするように
美容師さんが他店でカットしてもらうように
セラピストさんが他店で施術を受けるように
自分のお仕事をユーザー目線で利用してみること。
そこにはとんでもない価値がある!!
家事代行サービスって最高じゃん!!!!
というのが一番の感想でした。
・自分以外の誰かが作る美味しいお料理を食べられること。
・お仕事が終わってクッタクタなのに、そこからお迎え→買い物→夕飯作り→やっと座れるのは19時…というゲッソリ感。夕飯が冷蔵庫に用意されていて、温めれば出せる有り難さ!!!
・ゆとりがあるからイライラしない…
・夕飯作りの時間を好きなように使える
・作り置き…ってことは、明日も明後日も料理がストックされている
これってめちゃくちゃ幸せな事だなぁ…と。
自分に対して
おいおい、こんなことできてるなんて凄いじゃないか!!!!!と、褒めに褒めたくなる。
そして、お客様からかけていただいた感謝のお言葉がどんどん自分の中に染み込んでいく。
家事代行サービスをお願いしたことによって
お客様側の視点も手に入れられたこと。
これは全職種の方にお勧めしたい。
そして、今後のサービスに活かしていく!!と
心に誓ったのでした♡
最初はレジャー感覚でも良し!!
ぜひ家事代行サービスを利用してみてください♡