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失敗をごまかす・・修正するための白と、無限の色を作り出すための5色の顔料。
連れ去られて行方不明になっていた地域猫のシロさんが、ヨレヨレになって帰ってきて、なんとか元気を取り戻したのでホッとしている今日このごろです。
シロさんが帰って来たからという理由でもありませんが、持っている白い色の特徴を知るためにリストを作ってみました。
白い色の
クレヨン・鉛筆・ペン・絵の具などですが、こんなにあったんや!
これらを適当に使っていたのでは上達せんよなあ。
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一番白いのは「顔料」のチタニウムホワイト。
そらそやろ、顔料やもん。
隣のマイカは化粧品用です。
水で溶いたときはグレーだったのに乾くと白に。
顔に塗ると即美白です。
一番薄いのは鉛筆類です。
ユニの水性色鉛筆はその中でもしっかり発色して、水に溶かすと広がるのでよく使います。
その水にアクリルメディウムを混ぜておくと耐水性になります。
クーピーもよく発色しますが厚くついてザラザラしたテクスチャです。
アメリカ製クレヨンのクレオラは薄すぎで、サクラクレパスは濃すぎるので、中間のは無いかなとホームセンターでバラ売りしていたぺんてるのクレヨンを買ってみました。
70円くらい。
予想より濃い。
これは油性版画のごまかし・・修正に使ってみます。
クレオロールというペン型のクレヨンは柔らかく描き心地は良いのですがベタベタします。
サクラクレパスも激しくベタベタします。
ペン類ではシグノの太字が書きやすくハイライトを入れる時に重宝します。
耐水性を重視するならポスカです。
どちらも海外の絵描きさんがよく使ってます。
ジェリーロールも太さが選べて良いのですが、そこいらに売ってないので、アマゾンで定価より高いのを買わなければならないのは悔しいのでもう買いません。
シグノやポスカは文房具屋で普通に扱っています。
絵の具類はそれぞれ特徴があるので適材適所で使いたいところです。
美しいのはチューブ入りの胡粉や吉祥の顔彩など日本画の絵の具です。
ガッツリ白くしたいならガッシュかポスターカラー。
どこのメーカーのでも同じくらい白いです。
上から彩色するならジェッソです。
胡粉ジェッソはザラザラしていて絵の具やクレヨンが乗りやすくて好きです。
案外使いやすいのが小学生が使うサクラマット水彩。
金や銀色もキレイです。
退色の不安も白なら関係ないのかなあ。
黄ばんでくるなかなあ。
今度実験してみます。
白まとめ
よく発色して扱いやすい
鉛筆ならユニ水性かクーピー
クレヨンならぺんてる
絵の具ならガッシュかポスターカラー・・どのメーカーでも
ペンならシグノの太字
粒子が細かく霧のように美しい
ファーバーカステルの色鉛筆
胡粉や顔彩などの日本画画材
まっちの透明水彩
アクリル画の上ならアクリルの白を使うのが無難です。
メーカーによって特に違いは無いと思うけど、
値段なり・・というのはあるかもです。
顔料を5個買えばどんな色でも作れるのでは説
ホントは3原色で良いのかも
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ホルベインの水性顔料です。
「糊剤」は入っていません。
「まっち絵の具」のようにこれが3原色というのがなかったので5個買いました。
私は黄色の感度が低めなので使い分けが出来ないと思い1個にしました。
良かったのかなあ。
もう少し強い黄色にすれば良かったかも。
これらはメディウムと混ぜて絵の具に出来るし、アクリル絵の具や透明水彩の色味を少し変えたい時に使えます。
ただこのままだと濃すぎて、1滴入れただけで色が激変。
フタも固くて面倒なので少し水で薄めて別容器に入れました。
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容器はダイソーのスポイト容器。
1個100円です。
緑、オレンジ、紫、茶色はあらかじめ作っておきました。
くすんだ色も作っておきました。
乾いていても水を加えると使えます。
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色見本です。
元の5色は濃く塗ったものが別にあるので薄めた色の見本です。
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一番下のはスポイト容器に入っている色
顔料1種類のピキッとした色ではありませんが、ほぼ欲しい色は作れるんとちゃうか。
ウルトラマリンもフタロブルーも欲しい青ではなかったのですが、2つを混ぜたら欲しい青になりました。
オレンジや紫はどの青や赤を使ってもきれいな色になりましたが、ウルトラマリンと黄色で作る緑はくすんだ色にしかなりません。
面白い。
混ぜるメディウム
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この他にマットとグロスのビン入りジェルメディウムがある
これらのメディウムを混ぜて絵の具にします。
透明感が強くグレージングに使えるのは右上のペインティングメディウム。
均一で透明なおつゆがけが可能です。
マットで厚塗りは左上のジェルメディウムマット。
オールマイティーに使えるゴールデンのセミグロス。
水彩用アラビアゴムの代わりの膠液。
手前の2つは盛り上げて使うとき用。
マットとグロスのヘビージェルメディウムです。
粉状の顔料と化粧品
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夏にワークショップで習ったテンペラ画の顔料の残り。
案外使いやすく水性顔料買う前に知っていたら、こちらを買ったかも。
粉なら版画の油性絵の具にも使える。
化粧品は前の記事でテンペラの卵液メディウムで「絵の具になる」と描きましたが、アクリルのヘビージェルメディウムでも使えました。
古いので顔には塗れませんが、おフランスの色彩ですw
まとめ
こんな事をせず、普通の画材で普通に描き続けたほうが上達は早いと思います。
でも「お絵描き楽しい族」が真面目一筋に取り組んでいてはアカンやろ。
上手になるより好奇心!
今日も楽しくお絵かきしましょう。