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自分に介護が必要になったらどうするか?

どーもカイゾウ(@kaizo777)です。

今回は「自分に介護が必要になったらどうするか?」をテーマに書いてみたいと思います。

私は介護を仕事にするようになって約20年になります。20年間仕事を通して様々な「介護が必要な方」と巡り合ってきました。

そうなると自然と考えること。
「自分に介護が必要になったらどうするか?」

私の年齢は40代前半ですが、自分の老後について考えています。

仕事として「介護」に携わっている私が考える「自分に介護が必要なったらどうするか?」を書いてみたいと思います。


介護が必要な状態にならない為には?


介護が必要になる前に考えなければならないのは「いかに介護が必要な状態にならないか」だと思います。

「介護予防」というやつです。

仕事を通じて介護に長く関わっていると自然と「予防」に意識が向きます。

何故なら「介護が必要になってから」改善するよりも、そうならないように努める方が「楽」だと感じるから。

私は楽をしたい人間なので、わざわざ大変な道を選びたくない。だからこそ「予防」に意識を向けています。

では私が考える「介護予防」に必要なことを3つ書いてみます。

  1. 健康の維持

  2. 交流の維持

  3. 趣味の維持

健康は言わずもがなですが、心身共に健康だからこそ生活に対する意欲が湧きます。

心身共に健康であれば、人と交流する意欲が湧きます。一人で生み出す活力よりも人との交流から得られる活力の方が大きいと思います。

趣味は他者と共に行うモノでも、一人で行うモノでも良いと思います。純粋に「楽しい」と思えるモノであればきっと何でも良いのでしょう。

これらを老後まで維持しつつ歳を重ねていきたいと思っています。

介護が必要になったなら


ここからは私が「もし自分に介護が必要になったなら」を前提に話を進めます。

これは個人の感覚なので「そうすることがベスト」というモノではありません。

私は介護が必要になって、その時家族が傍にいたとしても、一人で出来ないことが増えたなら「施設」に入所したいと思っています。

家族には家族の生活があり、私の介護をする為に傍にいるわけではないので…。

もちろん家族がなんて言うかにもよりますが、もし「私が看るよ」と言ってくれる配偶者や子どもがいたとしても、その人達に大きな負担が掛かっていると感じたなら施設入所を選択したいです。

「大きな負担」とは何か?食事・排せつ・入浴・更衣に人の手を借りるようになったなら「大きな負担」と私は考えます。

それらに少しでも人の手を借りなければならなくなったら、私は施設入所を選択したい。

その為に今から少しずつお金を運用しています。

考えること、伝えておくことが大切


今からどれだけ考えても、正直老後どうなるかなんて誰にも分かりません。

そもそも私に介護が必要になった時に介護保険制度がどのように存在しているかも、施設がどの程度あるのかも分かりません。

その時、傍に家族がいるのかも分からない。

心配事の9割は現実化しないなんて言葉がありますが、介護について今から考えても9割は「考え損」になる可能性の方が高いとも言えます。

とは言え「なるようになる」という意識では、その時を迎えた時に混乱してきっと良い選択は出来ないようにも思います。

ならば、その時の環境や状況において適宜考えをアップデートさせること。そして、それを自分の近しい人に伝えておくことが大切なのだと思います。

私の場合、老後も関係性が切れない人間として「妹」がいます。

妹には「私にもしものことがあったなら」ということで、資産状況の一部などは伝えています。

あとは終活ノートのアップデート。これも私に何かあったら家族が困らないように準備をしています。

いつ自分に「何が起こるか」は分かりません。

だからこそ、大切な人が困らないように必要な準備はしておいた方が良いと介護に長く関わっているからこそ思っています。

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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カイゾウ@現役在宅ケアマネ15年×コーチング1年❗
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